こんにちは、まよねーずです!
今年はタイミング的に免許更新の年で、先日免許更新のため休みを取った訳ですが、なんと雪道で滑って転び腰を強打!丸一日身動きが取れなくなってしまいました。
毎年のことなんですが、北海道では道に降り積もったドカ雪が冷気によって固まりスケートリンクのようになります。
そんな道を歩くので冬用の防滑効果のある靴を履き、歩き方も雪道に合わせていたんですが、それでも滑る時は滑る!
雪の降る地域にお住まいの皆さん、雪道はマジで気をつけましょうね。ちなみに免許更新は行けず今に至ります。ショック。
さて、今回はかわいい鬼娘達が大暴れする2Dアクション「OGRETALE‐鬼譚‐(オウガテイル)」です。
Table of Contents
オウガテイルについて
開発 | MAGES |
リリースプラットフォーム | Steam |
価格 | Steam:¥1,980 |
本作はMAGESが手がけた作品です。
以前ブログでも紹介した「ファントムブレイカーバトルグラウンド(以下FBBG)」を開発したスタジオが、FBBGのシステムは昇華させる形で制作した完全オリジナルの作品となっています。
現時点ではSteamのみでリリースされていますが、将来的に家庭用機でのリリースも視野に入れているようです。
Steam版のみでのリリースという事で、僕もSteam版をプレイしてのレビューとなります。
ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?
打倒桃太郎を目指し鬼っ娘たちが大暴れ!
昔々、桃太郎と鬼は条約によってお互いの均衡を守ってきました。しかし、桃太郎はその均衡を破って他の者たちと手を組み、鬼を根絶やしにするべく動き出します。
鬼族の頭領彩羽は桃太郎と相対しますが、桃太郎の力の前に倒れてしまいます。しかし、いつか桃太郎を討ち滅ぼすべく自身を未来へと転生しました。
所変わって現代。彩羽はオヤジボイスの猫いろはとなり、鬼っ娘の乱、華、夢と打倒桃太郎を掲げ暮らしていました。
ある日3人は37代目の桃太郎と遭遇、そのまま戦おうとしますがいろはに止められます。
レベルはおろか武器すらもなまくらを装備している今の鬼っ娘達では、桃太郎を倒せません。鬼っ娘達は力を付けるため武器や自身の強化を開始します。
果たして鬼っ娘達は桃太郎を倒し、鬼族の祈願を達成できるのでしょうか。
格闘ゲームのような操作が楽しい2Dバトルアクション
本作は、前作FBBGのシステムをベースにしたバトルアクションです。見た目は変わらずコミカルで可愛いキャラクター達がドット絵で細かく綺麗に描かれています。
ゲーム内容はステージクリア型の2Dアクションで、クリアしたステージは自由に選択可能です。また、メインステージ以外にもサブクエストもあり、経験値やお金稼ぎも可能です。
バトルについてはFBBGではライン移動可能なベルトスクロールアクションでしたが、本作は1ラインのみとなった横スクロールタイプになりました。
成長要素については、レベルがある点はFBBGと同じですが、武器や宝珠といったアイテムが増えました。しかもネットショップのジャングル(アマ○ンじゃないよ!)で購入も可能という現代っぷり。
また、ストーリーが進むと必殺技を使えるようになるのですが、必殺技それぞれに用意された条件を達成する事でレベルアップが可能です。
ちなみに操作可能なキャラクターは3人ですが、ステージによっての有利不利はないため、好みのキャラを選択しても大丈夫です。
良かった点
2D格闘ゲームのようなコンボバトル
前作FBBGでは奥と手前のラインを行き来するベルトスクロールアクションだったのに対し、本作はライン移動ができないため、完全な横スクロールになりました。
横スクロールになったことで格闘ゲームのような操作性になり、爽快なコンボバトルが楽しめます。
また、前作はおまけ程度だったジャンプにも高さが加わり、空中コンボも決められるようになりました。
横スクロールになったことで何となく「退化したんじゃないか」と思う部分もあるかもしれませんがそんなことはありません。
むしろ横スクロールになったことで爽快感が上がって良くなったと思います。
格闘ゲームのようだからといって操作が難しい訳でもなく簡単操作で連続攻撃からの必殺技というコンボが簡単に発動できるのは初心者にも優しくてGOODです。
魅力的なアレンジが施された昔話の登場キャラクター
本作は日本の昔話をベースにしていることもあり、桃太郎をはじめ金太郎や一寸法師、鶴の恩返しの鶴など、たくさんのキャラクターが登場します。
そのどれも作品に合わせてアレンジされており、かなり魅力的になっています。
アレンジについても史実は守りつつアレンジしているので特に違和感はありませんでした。
昔話を題材にした作品自体もありそうでなかなかないため、その点も良かったです(昔話が題材のゲームといえば桃太郎伝説くらいしか浮かびません)。
メタ発言満載なキャラクター同士の掛け合い
これは好みが分かれる所かと思いますが、本作のキャラクター同時の絡みはメタ発言のオンパレードです。
特に人気ゲームやアニメのネタが多く、わかる人はクスッとしてしまうかもしれません。
僕もストライクな作品のネタが多かったため、プレイしながら吹き出してしまいました(フ○イナルフ○ンタジー2に出てくるあるキャラクターの名前がボカシなし、しかも声優さんのボイス付きで発せられた時はやられました)。
人によっては嫌悪感のある内容ではありますが、個人的にはこういう遊び心もありなのかなと感じました。
気になった点
ステージごとのボリュームが短く、中途半端に切れるステージもある
本作はスタートから2、3フロア進んだところで終わってしまうステージもあり、1ステージのボリュームがかなり短いです。
完全にステージごとに分かれていれば良かったのですが、ステージの途中でクリア扱いとなり準備画面に戻されてしまう変に中途半端なステージもありテンポが悪いです。
変なところで区切らず1ステージを長めにして、全体的にテンポよく進むようにしてほしかったです。
画面端に行くと勝手に移動してしまう
これはちょっと個人的な意見です。本作は敵を全滅させると次のフロアへ移動できるのですが、移動できる状態である程度画面端に行くと勝手に移動してしまいます。
そのためアイテムを取ろうとして画面端に向かうと、アイテムが落ちている位置に到達する前に隣のフロアに移動してしまうことがありました。
間違っていどうしてもすぐ元いたフロアに戻ることはできず、再度出現した敵を一掃する必要があります。
これもテンポが悪くなっている要因ではないかと思うので、しっかり画面端まで行ったところでフロア移動してほしかったです。
まとめ
- 2D格闘ゲームのようなコンボバトル
- 魅力的なアレンジが施された昔話の登場キャラクター
- メタ発言満載なキャラクター同士の掛け合い
- ステージごとのボリュームが短く、中途半端に切れるステージもある
- 画面端に行くと勝手に移動してしまう
かわいい鬼っ娘達で大暴れできる格闘ゲームのようなアクションです。格闘ゲームが好きな方、かわいいキャラクターが好きな方にはオススメできると思うので、気になった方はぜひプレイしてみてください。
という訳で今回はこの辺で。
また次回!