【感想・レビュー】ゆったり癒やしのハイキング『A Short Hike(ショートハイク)』

こんにちは、まよねーずです!

英語がまったくできないからこそ気になっていることなんですが、よくゲームのタイトルでカンマのないSがついているものがありますよね。『DARK SOULS』とか『DEAD SELLS』とか。

どちらもSがついてるんですが日本語読みにすると『DARK SOULS』は「ダークソウル」、『DEAD SELLS』は「デッドセルズ」なんて呼ばれます。

この違いは一体なんなんでしょうか。そして正式な発音はどっちなのか。調べてもよくわからずいまだに謎です。

そして今回紹介する『A Short Hike(ショートハイク)』も、Aの発音は必要なのかさっぱりわかりません。とりあえず「ア」は抜いてみます。

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A Short Hikeについて

開発adamgryu
リリースプラットフォームSteam、Switch、PS4
価格Steam:¥820
PS4:¥880
Switch:¥850

本作はカナダのスタジオadamgryuが手掛けた作品です。

2019年にsteamで初回リリースし圧倒的に好評を獲得、そして第22回のインディーゲームアワードの大賞にも選ばれました。

そんな人気作品が2020年9月に国内Switch版もリリースされました。また、2021年11月にはPS4版もリリースされています。

僕はSwitch版を購入してプレイしたので、Switch版のレビューとなります。

ストーリー・ゲーム内容はどんな感じ?

電波を求め山の頂上を目指しハイキングに出かけよう

主人公クレアは都会に住む小鳥の女の子。最近ある理由からふさぎ込みがちなクレアを気にかけた伯母は、クレアの夏休みを利用して自然豊かなホークピーク州立公園という島へ連れて行ってくれます。

しかし彼女はまだ浮かない様子。というのもある人からの電話を待っているが、まったくかかってこないからでした。

そんなある日、伯母からこの場所は電波がまったく通っていないという事を聞き衝撃を受けるクレア。

そしてこの島にある山、ホークピークの方にいけば電波が入るかもしれないと聞いたクレアは、ホークピークの頂上目指してハイキングに向かいます。

はたしてホークピークでは電波が繋がるのでしょうか。そしてクレアが心待ちにしているある人からの電話はかかってくるのでしょうか。そんな物語です。

自然豊かな場所でのんびりハイキングを楽しめるアドベンチャー

本作は見下ろし型のアクションアドベンチャーです。2Dと3Dを組み合わせたようなマップやキャラクターで作られていて味のあるグラフィックになっています。

島にはクレア達の他にも色々な人たちが思い思いに島での生活を満喫しています。そんな人たちとのふれあいもこの作品の楽しみのひとつです。

そしてクレアは小鳥なので、空を滑空することができます。高い所から遠く離れた場所まで飛んでいくことができ、それがとても快適です。

ちなみに本作の主目的である山登りをするには「黄金の羽根」というアイテムが必要になります。

名前からして仰々しいレアアイテムかと思いますが、普通にお店で売っている意外と軽い奴です。

この黄金の羽根は山を上るためのスタミナのような役割を持っており、急な山を上っていると徐々に消耗します。

そして色が消えるとスタミナ切れとなり登れなくなってしまいます。ちなみに急な山を登っている時に消耗するのは、ゼルダBotWの頑張りゲージによく似ています。

良かった点

何をするのも自分次第な自由度

小さなオープンワールドとなっている本作は、ホークピークに登るという目的はありますが基本自由に島を探索できます。

島には山に登る以外にも島を探索して様々な出来事を体験する事が可能です。

なので、色々なイベントを体験するか、ホークピーク目指し進むかはプレイヤーの自由。

存分に島を体験してから山登りに行くもよし。山に登らずヒトとのふれあいやアクティビティを楽しむもよし、とにかく自由に島を堪能できる点は良かったです。

ほのぼのとした世界観で進む、ほんわかした物語

本作のストーリーは少女の成長物語です。最初はふさぎ込みがちだったクレアも様々な人とのふれあいの中で成長していきます。

ホークピークの頂上に到達したときには彼女の目にはとても大きな世界が広がります。

ぜひホークピークの頂上を到達してください。その時見ることができる心がほんわかするイベントは必見です。

豊富なアクティビティが楽しい

本作は島の探索以外にも様々なアクティビティを楽しめる要素があります。

山登り(クライミング)や滑空ははもちろん、釣りやボートの運転、棒を使ったビーチスティックボールなる新しいスポーツを楽しんだりと、豊富な種類のアクティビティで楽しませてくれます。

個人的にはビーチスティックボールという、スティックでボールを打ち返していくバドミントンとビーチバレーを足した競技が好きです。

クレアも物語上で言っているんですが、僕も次はこのスポーツの時代が来るんじゃないかと勝手に思ってます。

気になった点

視点が自由に切り替えられない

本作は自分で視点を切り替えることができず、勝手に視点が切り替わる時があります。

完全にできない訳ではないのですが、少し向きを変えられるくらいしかできません。

そのため山登りをしている時などに突然視点がぐるっと変わり、山にクレアが隠された状態になり山から落ちてしまう事がよくありました。

まとめ

ここが良かった
  • 何をするのも自分次第な自由度
  • ほのぼのとした世界観で進む、ほんわかした物語
  • 豊富なアクティビティが楽しい
ここが気になった
  • 視点が自由に切り替えられない

ほんわかした世界観で島での生活を存分に満喫できるゲームです。

どうぶつの森やぼくの夏休みが好きな方は楽しめる作品だと思いますので、ぜひプレイしてみてください。

という訳で今回はこの辺で。
また次回!

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