こんにちは、まよねーずです!
PS5、どの店舗も予約がいっぱいになってしまったようですね。ヨドバシやビックカメラのサイトもてんやわんやで、ノジマオンラインなんかはサーバーエラーが発生してアクセスできなくなってしまったとのこと。
Amazonなんかは転売屋が定価の10倍近い値段で取引しようとする始末。ここまで来るともはや詐欺ですよね。よく警察沙汰にならないなと思います。
しかしここまでの状況を生み出してしまうとは、それだけみんなが待ち望んでいたハードという事なのかなと思います。いつの時代も新しいゲームハードが出るとワクワクしてしまうのはみんな同じなんだな。僕は今回予約していませんが、リリースされるのがとても楽しみです。
そんな最新ハードがリリースされる中でも僕はレトロなメトロイドヴァニアをプレイします。
今回は『Grizzland(グリズランド)』の紹介です。
Table of Contents
Grizzlandについて
開発 | Ivan Zlobin |
リリスプラットフォーム | Steam、PS4、Switch、Xbox one |
価格 | Steam:\520 PS4:\499 Switch:\500 Xbox one:\580 |
本作はインディー開発者Ivan Zlobin氏が手掛けた作品です。
Steamで1年前2019年7月に、その後Xbox oneでリリースされたのですが、この度国内PS4、Switchでリリースしました。
僕は今回Switch版を購入してプレイしました。
ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?
惑星グリズランドを救う英雄となれ
ぶっちゃけ本作のストーリーはよくわからないです。
ストーリーはほとんど語られることはなく、冒険中に獲得できるノートから世界観を読み取る形ですが、シークレット要素のため数多く見つける事ができませんでした。
とりあえずプレイしてわかったのは、舞台はグリズランドと呼ばれる惑星。ある日惑星が邪悪な力?に支配されてしまいます。
主人公はその力から惑星を救うため、グリズランドを冒険していく、という物語です。多分そんな感じ。
2Dドットなメトロイド寄り
本作は2Dドットで描かれた世界をスキルを獲得しながら進んでいくメトロイド寄りです。マップはエリア分けされていて、エリア単位で冒険していきます。
各エリアには木の苗が点在しており、木を成長させるために水を集めていきます。必要数水を集めて木の苗に使うと、次のエリアにいく事ができます。
どのエリアも先に進むためにはエリア内で水を獲得し苗に与える、というのが基本になります。次のエリアが解放された後は前のエリアと繋がっていくため、最終的には全エリア自由に探索できるようになります。
また、クエストなんかもあり、道中他のキャラクターに会い話を聞くことでクエストを受けることができます。
良かった点
超シンプルながら味のあるドットグラフィック
本作のドットグラフィックは超シンプルです。もうドット絵というよりドットです。ドットで細かく描かれたキャラクターではなく白いドット。よく見るとキャラクターっぽいかなぁ、というレベルです。
でもそれがとても味のある雰囲気で作品とマッチしているように感じました。しっかりと描かれたキャラクターだったら逆に違和感があったかもしれません。
そしてシンプルだからと言ってつくりが粗いわけでもなく、ちゃんと動くしスキルもある。もちろんマップだってあるしっかりとしたメトロイドヴァニアでした。
少ないながらも強化要素がある
これはまさかだったのですが、キャラクターの強化要素もありました。シンプルにスキルを獲得して進めていくだけだと思っていたのですが、エリア2か3に入ったあたりでまさかの強化要素登場です。
道中獲得した画面右下にあるアイテム(いつ獲得したのは正直謎です)を使って強化していきます。強化は体力や移動スピードといったキャラクター自身を強化してくれるものが多いです。
ただ強化するしないはプレイヤーの自由なので、縛りプレイなどをしたい方は強化しないで進めるという楽しみ方もできます。その辺りはプレイヤーが自由に選択できるのは良かったです。
自己破壊が斬新で意外と役に立つ
本作の中で特に特徴的だったのが自己破壊。自己破壊は進行中に行き詰まった時などに選択すると自身を破壊して直近のセーブポイントまで戻してくれる機能です。自分を破壊するとは何とも斬新ですよね。まるでグラディウスの自爆コマンド。
これが意外と便利で、間違えて高い所から落ちて元居た場所に戻れなくなった時や、どこに進んでいいかわからなくなった時などに利用できます。
それだけでなく、自己破壊する前に獲得したアイテムも持った状態で直近のセーブポイントに戻れる事もあったのは素晴らしかったです。
気になった点
メニュー周りのユーザビリティが良くない
超シンプルながらもしっかりしたプレイを楽しめる本作ですが、ユーザビリティそこまで良くなかったです。
メニュー周りで気になる点が多く、マップはメニュー画面にいってマップを選択しないと見れない、アイテム画面やノート画面を確認した際、メニューを閉じるまで何度かボタンを押さなければいけないなど。
特に画面を閉じるボタンが慣れ親しんだボタン配置でなかったため、最初閉じられなかったので、ボタンコンフィグまでいかずともボタン配置の説明くらいあったら良かったなと思いました。
攻撃が遅い
キャラクターの攻撃が全体敵に遅かったです。剣?を使って攻撃するんですが、一拍空いてからの振り下ろしだったりするため、敵に当てるのが大変でした。
敵は結構俊敏に動き回るため、こちらに突っ込んでくる敵を迎撃しようとした際に振りが遅く先手を取られ攻撃を食らってしまう事が多くありました。もう少し攻撃スピードが早ければ良かったなと思います。
まとめ
- 超シンプルながら味のあるドットグラフィック
- 少ないながらも強化要素がある
- 自己破壊が斬新で意外と役に立つ
- メニュー周りのユーザビリティが良くない
- 攻撃が遅い
超シンプルなドットですが、見た目とは裏腹にしっかりと楽しませてくれたのは良かったです。やっぱり小粒作品はクオリティの高いものが多いです。
見た目にだまされることなかれ、気になった方はぜひプレイしてみてください。
という訳で今回はこの辺で。
また次回!