こんにちは、まよねーずです!
メトロイドヴァニア紹介2本目ということで、今回は『Hollow Knight(ホロウナイト)』を紹介します。
Table of Contents
Hollow Knightについて
開発 | Team Cherry |
リリースプラットフォーム | PS4、Steam、Switch、Xbox one |
価格 | PS4:¥1,507 Steam:¥1,480 Switch:¥1,480 Xbox one:¥1,750 |
本作はオーストラリアにあるインディーゲームスタジオTeam Cherryが手掛けた作品です。
発売前から話題になっており、発売されると高評価の嵐でPC版はなんと100万本を突破し、その後配信されたswitch版も約2週間で25万本を突破するという、メトロイドヴァニアには珍しいAAAタイトルです。
作品自体もメトロイドヴァニアのお手本として丁寧に作られていて、メジャーゲームに匹敵するほどの高クオリティです。人によってはメトロイドヴァニア二大巨頭を超えたという人も。
そんな本作は現在続編である『Hollow Knight: Silksong(ホロウナイト シルクソング)』を開発中。超楽しみ!
ちなみに僕はswitch版をダウンロード購入したのですが、パッケージ版も発売されており、それを購入するかどうか考え中。パッケージ買うならPS4版にしようと思ってます。
ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?
滅亡した虫の王国の歴史と自分自身の運命に迫る旅路
舞台はハロウネストと呼ばれる王国。かつて栄華を極めた王国でしたが、とある異変が起こり滅亡の一途を辿ります。今となっては栄えていたであろう跡が残る古代王国となってしまっています。
そんな王国に、1匹の虫である主人公が訪れます。地下に広がる王国の上にあるダートマウスと呼ばれる小さな村にたどり着いた主人公は、この村を拠点に古代王国滅亡の真相を辿っていきます。
一体何が起こりこの巨大王国が滅んでしまったのか、そしてなぜ自分はここに来たのか、自分は一体何者なのか、王国滅亡の歴史を辿る中で自分自身の運命にも迫っていく物語です。
メトロイドヴァニア90%ソウルライク10%
ゲーム自体は、仄暗い雰囲気でストーリーも暗めなダークファンタジーですが、キャラクターがかわいらしい手描きのタッチ。メトロイドヴァニアおなじみの色々なマップを行き来し、敵やボスと戦いながら自身を強化して進むタイプです。
どちらかというとメトロイド寄りのためステータスは特になく、体力、ソウル(攻撃スキルを使用する際に消費するMPのようなもの)のみで、細かいステータス表示はありません。
しかしチャームと呼ばれる装備品があり、装備すると攻撃力や防御力が上がったり、中には特殊な効果が発動したり、攻撃スキルを変化させるものも。チャームの組み合わせによって主人公の能力が変化するため、自分好みにカスタマイズする事が可能です。
体力やソウルをアップさせるアイテムやチャームは道中で手に入れたり、敵を倒すと手に入るジオというお金を貯めて、店で購入したりします。
ちなみに本作はソウルライクな要素もあり、道中死ぬと死んだ場所にお金とソウルの一部を落としてしまいます。
その場に落とすだけなら良いのですが、落とした場所に行くと自分の影がおり、その影を倒さないとお金とソウルを取り戻す事ができません。その点は拾うだけで良いダークソウルとは違いますね。
良かった点
緊張感がある強敵達とのバトルが楽しい
本作はかわいい見た目とは裏腹に難易度は高めです。敵やボス、トラップなどといったものがおチビの行く手を阻みます。
通常の敵はそこまで強くなく、トラップ地帯で遭遇した時に厄介なくらいです。しかしボスは違います。本作はボスがたくさん出てくるんですが(隠しボスなんかもいたり!)、おチビを本気で殺しにかかってくる手強い奴ばかり。
体力もゲージではなく個数制なので、一撃くらうと1個減少、中には一撃で2個減らしてくるボスもいるので要注意。体力の最大個数もそこまで多くはないため一撃くらうだけでヒヤヒヤ。
また、回復手段はフォーカスと呼ばれるスキルのみで、しかもボタン長押しでチャージして回復するという厄介な仕様。ボス戦で使おうものなら回復中に攻撃をくらい逆にピンチになってしまう時も。でも決して理不尽な訳ではなく、動きをしっかり見て立ち回れば絶対に勝てる難易度です。
ボスの体力は見えないため、あと何発で倒せるかわからないのが厳しいですが、自身がギリギリの状態の時回復をするか、はたまた攻撃をたたみかけるかなんて、そんな手に汗握る駆け引きが楽しめますよ。
屈指の広さを誇る遊び甲斐があるマップ
また、マップがかなり広いため冒険のし甲斐があります。メトロイドヴァニアはクリアまでのプレイ時間が平均10時間くらいのため、マップもその時間内である程度回る事ができる広さです。しかし本作はマップの広さが他作品をゆうに越えるレベルです。
ちなみに僕自身クリアまでに40時間かかりました。その後真エンドや隠しボス撃破など、マップを余すことなく回って気づけば70時間くらい費やしていました。ひ、広い…。
気になった点
真エンドにつながるマップのトラップ祭りにうんざり
やり応えのあって楽しい本作ですが、1つだけ個人的に納得いかないものがあります。それはトラップです。
序盤はまだ良いのですが、先に進むとトゲの山や崖などを越える場所が多く出てきます。ロックマンや魔界村並のジャンプアクションが必要になるため、油断するとすぐトラップに引っかかります。落ちても一撃死ではないものの、トラップを越える前に戻るためちょっと面倒です。
中でもうんざりしたのが真エンドを見るため訪れる場所。そこでは回転ノコギリがびっしりのトラップ地帯が延々と広がっています。しかもノコギリ同士の幅は狭く、うまく隙間を抜けていかなければ当たってしまう鬼畜仕様(別名、イライラ棒地帯と呼ばれています)。
ノコギリ地帯自体は複数の区画に分かれているため、一つ区画を越えればチェックポイント機能が働き、次の場所で失敗しても前の区画を越えた場所から始められます。しかしノコギリに一撃でも当たれば最初からやり直しなので、何度もやり直しになるとかなりイライラしてきます。
昔ながらのアクションゲームにも慣れ親しんでいる身なので、アスレチックステージは嫌いではないですが、正直これはやり過ぎだったなと思います。
まとめ
- 緊張感がある強敵達とのバトルが楽しい
- 屈指の広さを誇る遊び甲斐があるマップ
- 真エンドにつながるマップのトラップ祭りにうんざり
クオリティ、ボリューム、価格など、どれを取っても高水準でまとめられている作品です。メトロイドヴァニア好きの方はもちろん、普段メトロイドヴァニアをプレイしない方も楽しめる作品なので、ぜひ一度プレイしてみてください。超楽しいよ!
という訳で今回はこれにて。
また次回!