こんにちは、まよねーずです!
先日、マイクラダンジョンズの1周目をクリアしました。確かにサクッとクリアできる長さでした。しかし2周目からが本番らしく、やり込めば延々と続けられるようです。
たまにはのんびり一つのゲームを遊び尽くしたいなと思いつつ、積みゲーを消化しないとエラいことになるなと思っている今日この頃です。ガッツリゲームができる時間が欲しい!
さて今回は僕のお気に入りの作品の一つ『TimeSpimer』を紹介します。
Table of Contents
TimeSpimerについて
開発 | Lunar Ray Games |
リリースプラットフォーム | Steam、PS4、Vita、Switch |
価格 | Steam:¥1,980 PS4:¥2,200 Vita:¥2,200 Switch:¥2,200 |
本作はアメリカワシントン州シアトルにあるLunar Ray Gamesが手掛けた作品です。
『スターオーシャン』や『悪魔城ドラキュラ』、『ロックマンX』といった90年代の名作達にインスパイアされた本作は、2014年にKickstarterに登場し予定よりも3倍近い資金を獲得して成功をおさめました。
そして紆余曲折を経て2018年にローンチを果たすと、ドット絵の美しさや引き込まれるストーリー、そして何より悪魔城ドラキュラシリーズをインスパイアした要素など、見事なまでの完成度で人気となった作品です。
さらにさらに、本作の日本語版は今までSteam版だけだったのですが、この度国内PS4、Vita、Switchで6月4日にリリースされました!やったね!
僕はすでにSteam版をクリア済みなのですが、国内家庭用機にリリースされたとあっては買わない訳にはいきません。すでにSwitch版を購入済みです。
ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?
時を駆ける少女の復讐劇
タイムスピナーと呼ばれる装置で時を超える力を持つ「時の使者」と呼ばれるキーランの一族。一族の少女である本作の主人公ルーネは、使者として旅立つ日一族の力を狙うラキエム帝国に家族を殺され、タイムスピナーも破壊されてしまいます。
間一髪のところでタイムスピナーが作動し危機を脱したルーネは、家族を殺された復讐を果たすためラキエム帝国に戦いを挑む中で、時を越えた壮大なラキエムの歴史を紐解いていく物語です。
レベルあり、装備ありのヴァニアインスパイア
ゲーム内容は探索型ドラキュラにインスパイアされたヴァニア寄り。レベルもあるし装備もある、図鑑まであるのでばっちりヴァニア寄りですね。
また、ストーリー上出会うキャラクター達から依頼を受けるサブクエストなんかもあり、ストーリーには関係ないのですが、レアなアイテムをゲットすることができます。
良かった点
90年代のRPGを彷彿とさせる美麗な2Dドット
90年代のゲームにインスパイアされている事もあり、やはり2Dのドットがすばらしいです。
昨今の洗練されたゲームも大好きですが僕はスーファミドンピシャの世代なので、本作をプレイしていてすごく懐かしい気持ちになり、かつ「やっぱりドット絵って良いなぁ」なんて改めて思いました。
メトロイドヴァニアは基本2Dドットで作られているものが多く、どれもクオリティの高い作品ばかりではあるんですが、全体的な雰囲気もその年代らしさを感じられたため、個人的にはとても印象に残るグラフィックでした。
武器となるオーブがユニーク
本作の武器となるオーブ、これがとてもユニークです。
DSで発売された探索型ドラキュラ「悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印」に登場する「グリフ」とよく似ており、両手に装備することが可能で同じものを両手に装備させたり、違うもの同士を片方ずつ装備させるなんて事もできます。
オーブによって攻撃のエフェクトが変わってり、火を飛ばすものや剣を振り下ろすものや拳を放つものなど、色々なバリエーションがあります。刻印の場合は左右で攻撃ボタンが割り振られていましたが、本作は左右どちらも一つのボタンで出すことが可能になっています。
また、MPを消費して放つチャージ攻撃もあり、チャージ攻撃用のオーブを装備することで発動可能です。こちらも通常攻撃のオーブ同様バリエーションア豊富です。
オーブにはレベルもあるため、使えば使うほど経験値がたまりレベルアップします。武器によっての火力の差はほとんどなく、好きな武器を装備して使い続けられる点も良かったです。
世界観とそれにマッチしたBGMが良い
本作は世界観がとても良いです。主人公達一族が住む場所と敵の国は別の惑星にあるという設定や、過去と現代を行き来するという点がSFっぽさもありつつ、ファンタジーっぽさもあるグラフィックになっているあたりが、スターオーシャンやクロノトリガーを彷彿とさせてくれます。
そんな世界観を盛り上げてくれるBGMも良かったです。とても世界観にマッチしていたのと、90年代のRPGで使われていそうなイメージだったため、世代がドンピシャな僕には最高でした。
気になった点
時間停止スキルの重要性を感じない
本作の要となっている時間停止スキル。時間を停止し動かなくなった敵を足場にして高いところに昇ったり、敵の攻撃を避けたりなど、色々な点で活躍してくれるイメージのあるスキルですが、僕は個人的に必要性を感じなかったです。
というのも、物語が進むと2段ジャンプやハイジャンプのスキルを習得できるため、以降はいちいち時間を止めて敵の足場にのるということがなくなりました。
また、敵の攻撃に関してもスキルを使わず避けることが可能で、わざわざ時間を止めてまで避ける必要がありませんでした。もう少しこのスキルに使い所や意味を持たせてくれたら良かったなと思います。
壁をすり抜ける敵や弾が見えない
こういった2Dのアクションには必ずといっていいほど存在する「壁をすり抜ける敵や攻撃」について、基本は壁よりも外側になるため見ることが可能なのですが、本作はそういった敵や攻撃は壁の内側になってしまい見えません。
なので上下に長いエリアでは突然床下から攻撃が飛んできたり、天井の中に敵が隠れていたりということがありました。そこは何とかして欲しかったです。
まとめ
- 90年代のRPGを彷彿とさせる美麗な2Dドット
- 武器となるオーブがユニーク
- 世界観とそれにマッチしたBGMが良い
- 時間停止スキルの重要性を感じない
- 壁をすり抜ける敵や弾が見えない
ヴァニア好きなら絶対プレイして欲しい名作です。90年代のRPGが好きな方は世界観も気に入ると思いますので、ぜひプレイしてみてください。