【感想・レビュー】Souldiers(ソルジャーズ)

こんにちは、まよねーずです!

12月に入り、あっという間に2024年も終わりに近づいております。

去年と今年はPCやPS4など、何かと物が壊れる年だったなぁと思っていたらどうやら僕は去年から厄年に入っていたようで、しかも今年は大厄、なんとまあビックリです。

そういうのよくわからないのであまり気にしないタイプではあったので、厄払いも行かず普通に過ごしていた訳ですが、せっかくなので一度厄払いを受けてみたいなんて思ったりします。

やったことないんですが、祈祷や厄払いってどんな感じなんですかね。座禅を組んで目を閉じてとにかく無になるんでしょうか。

基本雑念が多いタイプなんで、一度そうやって頭の中を空っぽにしたら色々スッキリしそうな気がするんで試してみたい。と思ったら実は寝てて肩にスパン!てやられそうですけど苦笑

さて今回は、王国の名もなき戦士として異世界を大冒険するメトロイドヴァニア「Souldiers(ソルジャーズ)」です。

Sponsored Link

作品について

開発元Retro Forge Games
リリースプラットフォームSteam、PS5、Switch、Xbox Series X|S、Xbox One
※Steam、Xbox版は日本語ローカライズなしの可能性があるため注意
価格Steam:¥2,050
PS5:¥3,080
Switch:¥3,080
Xbox Series X|S、Xbox One:¥2,350

本作はスペインのマドリードを拠点とするスタジオRetro Forge Gamesが手掛けた作品です。美麗な2Dドットメトロイドヴァニアで、2022年6月にSteam版とXbox版が先行リリースされました。

日本語ローカライズには対応していなかったため、日本語でのプレイはできなかったのですが、テヨンジャパンをパブリッシャーに迎え、日本語ローカライズされた家庭用機版が2024年9月にPS5とSwitchでリリースされました。

ずいぶん前に発表されてからずっと気になっていた作品で、日本語がないと知った時はショックでしたが、日本語ローカライズされたのは嬉しかったなぁ。という訳で、Switch版を購入してプレイしてみました。

異世界に飛ばされた軍隊の名もなき戦士の一人として異世界を駆け巡れ

物語はどこかにあるファンタジー世界にあるザルガ王国から始まります。ザルガ王国軍議の間では、敵軍への進軍に関する軍議が行われていました。

一度決まった軍議でしたが、一人の王室顧問の魔術師により方針が変更、ザルガ軍は敵軍を待ち伏せるため洞窟で待機することになりました。

しかし、突如落石が起こり閉じ込められてしまいます。そんな暗闇に囚われた兵士たちの前に光の柱が現れ、その中から一人の女性が現れました。

女性は自身をヴァルキリーと名乗り、兵士たちに「あなた方を迎えにきた」と告げます。彼らは死んだわけではないはずなのですが、ヴァルキリーに付いていかなければこのまま死んでしまうと告げられます。

隊長であるブリガードはヴァルキリーの言葉を受け入れ、光の柱へと入っていきます。ブリガードに付いていく形で他の兵士たちも一人また一人と柱の中へ。その兵士たちの中の一人である主人公もまた、皆に続く形で柱の中へと入っていきます。

そんな柱の先には広く広大な世界テラガヤが広がっていました。主人公は転移された場所からス少し進んだところにある崖でヴァルキリーの長である女性リアンドリスと遭遇します。

リアンドリスは、この世界でガーディアンという存在を見つけることが、主人公たちに課せられた使命だといいます。

突拍子もない展開に巻き込まれてしまった主人公含めたザルガ軍の兵士たちですが、彼らの戦いはこの世界で新たなスタートを切ります。果たしてこの世界で待ち受けるものとは?

名もなき一人の兵士として冒険を繰り広げるメトロイドヴァニア

本作はザルガ軍に所属する名もなき一人の兵士として、このテラガヤを探索していくメトロイドヴァニアです。レベルや装備、スキルなどでステータスを変化させるRPG要素があり、ヴァニア寄りの作品となっています。

スーファミ世代としては嬉しい16bit風味の美麗ドットグラフィックで、世界観も相まって好みがドンピシャです。

ゲーム内容は全体的にオーソドックスなメトロイドヴァニアの印象で、各エリアを探索して様々なスキルやアイテムを獲得し探索範囲を広げていきます。バトルやアクションは簡単すぎず難しすぎずのいい塩梅だなと個人的には思います。

ヴァニア寄りの作品ということもあり敵を倒してのレベルアップや、様々な付加効果を持つアクセサリーに武器や防具の強化、クラスごとのスキルツリーなど、RPG要素も多く楽しいです。

また、メトロイドヴァニアには珍しくスタート時にスカウト、アーチャー、キャスターから主人公のクラスを選択することができます。

探索に必要なスキルやアイテムなどに違いはありませんが、探索に関連のないスキルはクラスによって変わり、立ち位置的にも被りがないためそれぞれ違った感覚でプレイ可能です(僕はスカウトでプレイしました)。

ちなみに本作はサイドクエストや、マップに徘徊する特定の敵を倒すバウンティなど、ストーリーとは関係ないクエストが多く、遊べる要素が多いです。

一つ一つのエリアも非常に広いため探索し甲斐もあり、ヴァニアライクなメトロイドヴァニアが好き方は非常に楽しめるつくりになっていると思います。

属性変化が探索やバトルに様々な影響を与える

本作にはメトロイドヴァニア王道の二段ジャンプや壁昇り、エアダッシュなどを習得できる探索用アイテムの他に、属性を変化させるオーブと呼ばれるアイテムがあります。

オーブは全部で5種類あるのですが、それぞれ特定の場所の探索においてかなりの効果を発揮してくれるものばかり。

火属性はオーソドックスに様々なものに火を付けたり、砂属性はエリア内のどこかにあるクリスタルを攻撃することで、一定時間砂でできた道を出現させたりといったことができます。

他にも水属性はちょっと特殊な効果があり、浮いている泡を使って任意の方向に移動したり、小さなスライムに変身して狭い道を通ったりと、属性によって様々な効果を発揮してくれます。

また、属性はバトルにも役立ちます。敵の中には属性を持っている敵も多く、普通の攻撃ではあまりダメージを与えられなかったり、同じ属性では攻撃が吸収されるなんてこともあります(よくある属性のお約束)。

そんな時は属性を切り替えることで敵の弱点となる属性攻撃をしてみます。敵の弱点属性だった場合、攻撃がクリティカル状態になり大ダメージを与えることができます。

一見どの属性かわからない敵も多いですが、アクセサリーで敵の弱点が表示されるものもあるので、そこまで困ることはありませんでした。

Switch版は処理落ちやフリーズ、読み込みの長さなどストレスが多い

全体的には非常におもしろい作品ではありますが、本作はPS5版でのプレイをオススメします。というのもSwitch版は非常にプレイしづらい環境になっているからです。

スペックの問題なのか最適化不足なのか、非常に読み込み時間が長い上に処理落ちやフリーズがひどく、プレイに支障をきたすレベルでした。

僕はあまり遭遇しませんでしたが(少なかったものの、ボス撃破後など嫌なタイミングでの発生が多かったですが…)、エラー落ちが頻発する人も多かったようです。せっかく楽しい作品なのに、そういった部分でプレイのモチベーションが下がるのはきつかったです。

個人的には他プラットフォームでプレイしたいと思いますが、PS5は持っていない、Steam版やXbox版は日本語ローカライズがないという状況。いつかSteam版が日本語ローカライズされるのを期待して待ちます(あと新型Switch…)。

まとめ

ここが良かった
  • 美麗なドットグラフィック
  • 全体的にバランスの取れたアクションやバトル
  • 豊富なサイドクエストやバウンティ
  • クラスを3つから選択できる
  • Switch版:ロード時間が長い、処理落ちやフリーズ、エラー落ちがひどい

全体的にバランスの取れた王道メトロイドヴァニアでした。非常に楽しいのでメトロイドヴァニア好きはもちろん、アクションRPG好き、世界観やドットグラフィックが気になる方はぜひ一度プレイしてみてください。

プレイする時は断然PS5版がオススメなので、間違ってもSwitch版ではプレイしないでくださいね!そんな苦行を楽しみたいという稀有な方は、Switch版でプレイしてみるのも良いかもしれません…笑

という訳で今回はこの辺で。
また次回!

Sponsored Link

コメントを残す

このサイトは reCAPTCHA によって保護されており、Google のプライバシーポリシー および 利用規約 に適用されます。

reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。