こんにちは、まよねーずです!
東京ゲームショウやってますね!今回はオンライン開催で色々な番組が放送されるような形になっており、メインどころは大体夜の部が多いようです。
ただ今回は既出のものの新情報なんかを紹介するものが多く、新作はそこまで発表されていません。各社何かしらの隠し玉発表でもあれば良かったんですが少し残念です。その代わりインディーは結構アツかったです。
さて今回は『レジェンド・オブ・イサーナル(Legends of Ethernal)』を紹介します。
Table of Contents
レジェンド・オブ・イサーナルについて
開発 | Lucid Dreams Studio |
リリースプラットフォーム | PS4、Switch ※Steam版は近日予定 |
価格 | PS4:¥4,180 Switch:¥4,180 |
本作はカナダのLucid Dreams Studioが手掛けた作品です。
『トゥームレイダー』、『ライフ イズ ストレンジ』、『デウスエクス:マンカインド・ディバイデッド』、『ファークライ5』といった数々のAAAタイトルを手掛けたメンバーが集まり設立した会社で、本作が設立第一弾タイトルのようです。
海外のインディータイトルは大体Steamが初回リリースになることが多いんですが、本作はPS4、Switch版が初回リリースだったようです。僕はSwitch版を購入してプレイしました。
ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?
行方不明となった両親を探すことから始まる少年の大冒険
本作はアルカニスという国の歴史として綴られた物語です。
主人公ウィルフレッドは村外れの森に両親と暮らす少年。いつもと変わらぬ日々を過ごしていたある日、自宅に戻ると家が無残にも荒らされていました。そしているはずの両親がいません。
この惨状にウィルフレッドは両親は誰かに連れ去られたと考え、両親を探す冒険へと旅立ちます。これが壮大な物語の始まりになるとは知らずに。
メトロイド寄りのファンタジー冒険活劇
本作はメトロイドヴァニアとは明言されていませんが、ゲーム性的にはメトロイド寄りのメトロイドヴァニアだと思います。
様々なエリアを巡り武器や進行に必要なアイテムを獲得しながら進んでいきます。
オーソドックスな2段ジャンプなどのスキルはありませんが、道中で獲得できる武器や爆弾が進行スキルの代わりとなっています。
様々なエリアに分かれていますが、基本ステージクリア型のようにマップを一つクリアすると先に進めるようなつくりになっています。また、各エリアには所々に簡単なパズル要素を解いて進む場所なんかもあります。
全体的なつくりは一本道ですが、先に進んでいくとクリアしたエリアまでは自由に移動可能です。ただマップはありません。ワールドマップのようなものはあり、現在どのエリアにいるのかわかるくらいです。
良かった点
主人公の成長が伝わりやすいストーリー
本作のストーリーは主人公にスポットを当てて過去の出来事を紐解いていく形ですが、基本は主人公の成長物語です。
主人公は両親を探す中で様々な種族と戦っていきます。自分に害をなす者たちとして倒していきますが、決して無意味に主人公を襲っている訳ではありません。その度に彼は何度も葛藤を繰り返し次第に成長していきます。
そんな主人公の心の動きがしっかりと伝わるようなつくりになっています。最近の考察をしないと伝わりづらい複雑過ぎるものが苦手な方にはもってこいです。
パズル要素のあるボス戦
本作のボス戦はただ攻撃するだけでは倒すことはできず、弱点を突いて戦っていくパズル要素があるつくりになっています。
中には特定のアイテムや武器じゃないとダメージを当てられないボスもいて、ボスによって武器やアイテムを切り替え戦っていくのは、ゼルダの伝説のようで楽しかったです。
細かく分類された難易度設定
本作は初回に難易度を設定することができ、難易度は超初心者用のライトモードから、玄人好みのハードコアモードまで、5つの難易度から選択できます。ライトモードに至っては足場にサポートが付いたりもするのでぐっとプレイしやすくなります。
そんな初心者から玄人まで幅広く楽しめる間口の広さは良かったです。
気になった点
いやらしい挙動の敵
個人的にちょっと気になってしまったんですが、挙動がいやらしい敵がいるのが気になりました。
飛び回るタイプの敵なんですが、攻撃をしようとすると後ろに下がったり高い所に移動したりし、こちらの攻撃が届かない場所から攻撃してくるのがいやらしかったです。
暗闇エリアが面倒
物語上の設定のため仕方ない部分はあるんですが、本作は暗闇エリアが何か所かあります。そのエリアでは真っ暗闇の中にいると徐々にゲージが溜まっていき、いっぱいまでたまると毒のように徐々に体力を削られてしまいます。
灯りのある場所(どんな場所でもOK)にいればゲージが下がっていくのですが、ゲージを溜めないよう立ち回ると敵にやられ、敵を倒しながら進むとゲージがいっぱいまで溜まってダメージを受けてしまうといった事がありました。
しかも暗闇の中戦わなければいけないボス戦もあり、ゲージ管理をしながら立ち回るのがかなり面倒でした。
まとめ
- 主人公の成長が伝わりやすいストーリー
- パズル要素のあるボス戦
- 細かく分類された難易度設定
- いやらしい挙動の敵
- 暗闇エリアが面倒
主人公の成長が感じられるストーリーが魅力の作品です。久しぶりにファンタジーの王道を楽しんだ気がします。
ストーリーを楽しみたい方、パズル要素のあるアクションが好きな方にはオススメですので、気になった方はぜひプレイしてみてください。
それでは今回はこの辺で。
また次回!