【感想・レビュー】Boyfriend Dungeon(ボーイフレンドダンジョン)

こんにちは、まよねーずです!

最近の話になりますが、ストリートファイター6を始めました。以前から友達に勧められてはいたんですが、今回セール中だったということで購入してみました。

いやー、今の格ゲーってすごいですね!簡単操作でコンボや必殺技が出るモダン操作なんてのがありまして、誰でも簡単に格ゲーがプレイできるんです。

一応ゲーセン世代なので格ゲーの操作には慣れてる方なのですが、モダン操作のプレイヤーに勝てません。いくらコマンドが簡単でもちゃんと操作は覚えないとな訳で、みんなこうしたらこう、ってのがわかってるんですよ、だから上手い!

まだまだ初めてばかりのルーキーですが、ゆっくり慣れていきたいと思います。

さて今回は、武器に変身できる人達とバトルとラブを楽しむアクションRPG「Boyfriend Dungeon(ボーイフレンドダンジョン)」です。

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作品について

開発元Kitfox Games
リリースプラットフォームSteam、PS5、Switch、Xbox Series X|S
価格Steam:¥2,300
PS5:¥2,001
Switch:¥1,999
Xbox Series X|S:¥2,393

本作はカナダのスタジオKitfox Gamesが手掛けた作品です。武器に変身できる人達とダンジョンを攻略しながら恋愛を繰り広げていく恋愛アクションRPGという珍しいジャンルです。

2021年8月にSteam版、Switch版、そしてXbox版がリリースされ、PS5版は遅れてのリリースとなり、2023年2月にリリースされました。

僕は以前Switch版を購入し例のごとく積んで眠らせていた本作をようやく起こしてプレイしました。

自分を変えるため戦い、そして素敵な愛を掴むため恋愛を楽しむ夏

本作の舞台は世界のどこかにある架空の土地であるヴェローナビーチ。主人公であるあなたは夏の間滞在するため、このビーチにやってきました。

到着すると、いとこであるジェシーが迎えてくれます。夏の間は元々彼が住んでいたアパートで過ごすことになります。

ジェシーは主人公に「夏の間に色々な人と出会って愛を見つけよう」と言います。そして体を動かすにも出会いを求めるのにもピッタリな場所を紹介してくれます。

それはなんと街にあるダンジョンのことで、この街はみんなは、ダンジョンに潜りモンスターを倒してお金を稼いでいると言います。

さらにこの街には武器に変身できる人達がいる模様。何とも不思議な話ですが、ジェシーは早速武器に変身できる友人の1人にレッスンを受けるためモールに向かうよう促します。

モールに行くと、一振りの剣が置かれていました。剣を握ると突然声が聞こえてきます。彼はアイザック、エストックに変身できる武器人のようです。

主人公はまずレッスンを進めるため、アイザックと共にダンジョンを探索していきます。ダンジョンの敵と戦いながら進むと一本の剣が。

その剣はみるみる姿を変え、1人の男性となりました。彼はサンダー。サーベルに変身できる武器人の1人でした。

こうして主人公はこの後も様々な武器人と出会い交流を深めていきます。さて、主人公はこの夏素晴らしい愛を掴むことができるのでしょうか。

ダンジョン探索と恋愛を楽しめる恋愛アクションRPG

本作はダンジョンを探索していくダンジョンパートと様々な人たちと愛を深めていく恋愛パートを楽しめる恋愛アクションRPGです。

ゲーム自体の見た目はトゥーンっぽい見た目になっており、恋愛パートは一般的なアドベンチャーゲームのようにキャラクターの一枚絵が表示され会話が進んでいき、会話の途中に選択肢が挟まるタイプです。

ダンジョンパートはアクションとなっており、一般的なギャルゲーや乙女ゲーとは違い自分で操作をしていきます。人それぞれだと思いますが、ただただ文字を読み進めていくだけのアドベンチャーゲームよりこういう方が楽しめるので個人的には好きです。

そういえば昔、アイディアファクトリーの乙女ゲーブランド「オトメイト」で、物語やキャラクターだけでなくゲームとしてのおもしろさも伝えたいというコンセプトで「オトメイトフォルテ」という姉妹ブランドを立ち上げ、DSでメトロイドヴァニアとダンジョンRPGをリリースしたのを思い出しました。メトロイドヴァニアの方は意外とおもしろかったんですよね。

ダンジョンパートは連れて行く武器を選択し進めていきます。ダンジョン自体はランダムマップとなっており、入るたびに構造が変わるタイプです。ダンジョンによって深さは変わりますが、途中チェックポイントがあるため、そこまで到着すると次回からはその途中から探索を開始できます。

また、ダンジョンを進行していくと様々なキャラクターたちと出会い、ダンジョンに連れていける武器が増えていきます。それ以外で出会うこともありますが、基本はダンジョンでの出会いが多いです。少なくとも、このゲームではダンジョンに出会いを求めるのは間違っていないようです。

武器(キャラ)達と自由に楽しめるLOVE

本作は武器に変身できる様々なキャラクターが登場します。最初は2人しかいませんが、前述のとおりダンジョンを探索していくと出会います。

愛に飢えたセクシー系メンズや、人を信用しない警戒心強めの女子、はては誰かの飼い猫(!?)まで実に様々。キャラクターと一緒にダンジョンに行ったり、チャットのやり取り、プレゼントを贈ったりすることで好感度がアップしていきます。

正直、性別や種族(!?)すら気にすることなく自由に恋愛を楽しめる点はすごいなと思いました。本作は人種が性別が種族(!?)がなどと偏見を持つキャラは登場しません。主人公は性別を自由に変更できますが、どちらだろうと気にすることなく接してくれます。優しい世界。

ちなみに、複数と恋愛するのも自由。浮気しても誰も咎めたりしません。ある意味自由な恋愛を楽しめます(現実では絶対にダメですが、本作はその方が効率が良く強化できるため、複数と仲良くなるのがオススメです)。

様々な武器で楽しめるBattle

前述したキャラクター達は武器に変身できるわけですが、変身する武器種も様々で、ダガー、タルワール、ライトセイバーにブラスナックルなど、豊富に揃っています。

もちろん武器によって攻撃方法やスキルが違うため、気に入ったキャラで進めるもよし、気に入った武器で進めるもよしとなっています。

ダンジョンでは一緒に過ごした時間(ダンジョンパートのプレイ時間)やダンジョン内で発生するイベントによって好感度が上がっていきます。

好感度はラブランクというランクごとに分かれており、ランクごとにゲージをMAXにすることでランクアップのためのイベントが発生します。そしてそのイベントをこなすとランクがアップします。

ランクがアップすると武器(キャラ)ごとにスキルが解放されていき、武器自体も強くなります。やはりこの世界ではダンジョン探索と恋愛が同期しているようです。

武器だけでなく主人公もダンジョンを進めることでレベルがあがっていったり、ダンジョン内で手に入れたアイテムを使用してZINEと呼ばれる魔法やバフを与えてくれる頭装備をクラフトできるなど、ダンジョンパートもしっかり作られていて楽しかったです。

全体的なストーリーは非常に短い

本作は結構なキャラクターが登場するため、結構長めな内容かと思いきや、全体的なストーリーは非常に短いです。ダンジョンも2つしかないため意外とあっさり終わってしまいます。

DLCで新しいキャラとダンジョンが追加されたようですが、そちらはクリアしなくてもストーリーをクリアできてしまうため、もう少しストーリー面のボリュームアップが欲しかったです。

キャラクターとの恋愛要素が意外にあっさりしている

様々なキャラクターと恋愛ができる本作ですが、キャラクターとの恋愛が全体的にあっさりしているなと感じました。大きな盛り上がりもなく気づけば親密な仲になっているため、物足りなさがありました。

サクサク進んで良いという面もありますが、せっかく恋愛要素のある作品なので、もう少し濃い物語を楽しみたかったです。

まとめ

ここが良かった
  • 武器(キャラ)達と自由に楽しめるLOVE
  • 様々な武器で楽しめるBattle
ここが気になった
  • 全体的なストーリーは非常に短い
  • キャラクターとの恋愛要素が意外にあっさりしている

様々な武器種のキャラ達とBattle&LOVEが楽しめるアクションRPGでした。ちょっと変わったアクションRPGがプレイしたい方、ただ読み進めるだけの恋愛ゲームが苦手な方は楽しめると思いますので、気になった方は一度プレイしてみてください。

という訳で今回はこの辺で。
また次回!

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