【感想・レビュー】ロックでハードなベルトスクロールアクション『Fight’n Rage(ファイト&レイジ)』

こんにちは、まよねーずです!

PS5のリリーズ日と価格が発表されましたね。Xbox Seriesとほぼ変わらずの日程でのリリースになるようで、これは戦争が勃発しそうな予感がします。

ちなみに僕はどちらも見送りです。どちらもプレイしたい作品がリリースされたタイミングに購入する感じです。初回は色々ありますしね。

Xboxは今のところ気になる作品はないんですが、PS5は『Godfall』がおもしろそうです。ルータースラッシャーとはいったいどんな感じのものなんでしょうか。気になります。

さて今回は『Fight’n Rage(ファイト&レイジ)』の紹介です。

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Fight’n Rageについて

開発sebagamesdev
リリスプラットフォームSteam、PS4、Switch、Xbox one
価格Steam:\1,980
PS4:\1,980
Switch:\1,980
Xbox one:\2,350

本作はウルグアイのスタジオsebagamesdevが手掛けた作品です。

ベルトスクロールアクションと呼ばれる、出てくる敵をボコボコにしながら進んでいくジャンルのゲームとして、2017年にSteamでリリースしました。その後2019年にはXbox oneでリリースしています。

そして今回、国内PS4、Switchでもリリースされました。しかも日本語化もされた状態です。

僕は過去にSteam版を購入したのですが、国内家庭用機でリリースされた事もあって、Steam版も日本語が追加されていたので久しぶりにプレイしてみました。

ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?

ミュータントから人間を解放する壮絶な戦い

あまり物語は語られない作品、というかあらすじがわかりづらいんですが、人間がミュータントに奴隷とされてしまった遠い未来。人間をミュータントから解放するため、3人の男女が立ち上がったという物語(1人はミュータントなので人間ではないんですが)。

北斗の拳っぽい終末世界を舞台に派手にドンパチやらかします。

爽快感抜群のベルトスクロールアクション

ゲーム内容はファイナルファイトやベアナックルに代表されるベルトスクロールアクション。各ステージ出てくる敵をボコボコにして進んでいき、ラストに出てくるボスを倒せばステージクリアという感じの流れです。

最近ではインディー界隈でこの作品のようなベルトスクロールアクションが結構リリースされていたりします。

個人的な話ですがインディーベルトスクロールの代表作といえばキャッスルクラッシャーズ。あの作品はレベルや装備といったRPG要素があったためかなり楽しめました。

良かった点

滑らかなドットで表現されたキャラクター

まずはここ。ドットで表現されたキャラクターがかなり滑らかに動いてくれるので操作しやすかったです。

ヌルヌル動いてくれる事もあり見ていて楽しい部分もありました。

特にプレイヤーキャラの女性や敵の女性キャラ、モブの女性キャラがもう揺れる揺れる…グッジョブあざす!

という感じでドットはかなり丁寧に作られているため、変な固さがなくて良い感じです。

ベルトスクロールの中でも屈指の爽快感

本作はベルトスクロールの中でも高い爽快感を味わわせてくれます。

通常攻撃はもちろんコンボになるのですが、かなり繋がるため、ひたすら敵を攻撃し続けると余裕で100ヒットに到達できます。

敵を浮かせて画面端でバウンドするように攻撃もでき、そうするとタコ殴り状態。敵に何もさせず倒す事ができます。

タイミングによっては倒した際に敵が爆発してバラバラになる演出なんかもあり、それが爽快感を助長してくれます。

また、SPを使用した攻撃もあり、それと組み合わせるとさらに爽快です。SP技は基本SPゲージを消費する、またはHPを消費して使用するのですが、ステージで一定時間SP無限状態のアイテムを獲得することもでき、獲得後は一定時間SP技を使い放題。その時の演出はアップでド派手に表現されます。

前述した通りキャラも滑らかに動いてくれるので操作は快適で、簡単に爽快なコンボができるのは良かったです。

曲がロックでカッコいい

本作は曲がカッコいいです。全体的にロックで、タイトル画面からギターをギュワンギュワンかき鳴らした曲を聴かせてくれます。

ボス戦や特定の場所での戦闘は激しめの曲が流れる事が多いです。

個人的に激しめのギターサウンドは好物なので、僕の耳的には良かったです。僕と同じようにギュワンギュワンが好きな方はぜひ曲も楽しんでもらいたいです。

気になった点

ボスが固い

全体的にボスが固すぎるため、なかなかコンボに繋げられないのは気になりました。

ある程度なら良いんですが、ボスは特殊攻撃中スーパーアーマー状態になり、何発当てても怯まず距離を取るしかありません。

中には永久的にスーパーアーマー状態のボスもいて、下手に攻撃しようものなら手痛いしっぺ返しが帰ってきます。

また、投げ技は一切通用せず、投げようとすれば弾かれてしまいます。前述のスーパーアーマーの影響もあり下手にコンボが出せないため、通常コンボをちまちま当てるのが一番強かったです。

なくせとは言いませんが、攻撃し続けたら相手が怯むなどの救済措置が欲しかったです。

敵の動きがいやらしい

最初はそこまで感じなかったのですが、後半になってくると、背後に回られないようこちらと一定の距離を保ち近付くと後ろに下がる敵が多くなりました。

爽快感がある作品のため敵の数も結構多いんですが、大体の敵がこの動きをするのでイライラしました。そういう敵がいても良いんですが、敵によって動きを変化させて欲しかったです。

まとめ

ここが良かった
  • 滑らかなドットで表現されたキャラクター
  • ベルトスクロールの中でも屈指の爽快感
  • 曲がロックでカッコいい
ここが気になった
  • ボスが固い
  • 敵の動きがいやらしい

爽快感抜群の作品です。昔ながらのベルトスクロールアクションが好きな方は間違いなく楽しめると思うので、気になった方はぜひプレイしてみてください。

では今回はこの辺で。
また次回!

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