こんにちは、まよねーずです!
皆さん、2022年の抱負はありますでしょうか。一昨年、昨年とコロナ禍だった事もあり、「今年こそは…!」なんて人は多い気がします。
僕も今年こそはビットサミットが会場で開催される事を祈りつつ、今年こそ会場へ足を運びたい!と考えています。
しかし、現時点でまたコロナがエラい事になっている訳で、果たしてゴールデンウィークまでにこの混乱が収まるのか、今からドキドキです。
とはいえ3回目の接種も始まりますし、希望を捨てずに予防はしつつ頑張りましょう。
さて今回は、ヘンテコな奴らが繰り広げるゼルダライク「イトルデュー(Ittle Dew)」です。
Table of Contents
イトルデューについて
開発 | Ludosity |
リリースプラットフォーム | Switch、Wii U、iOS、Android ※Steam版は英語のみ |
価格 | Switch:¥1,000 Wii U: ¥800 iOS: ¥250 Android: ¥250 |
本作はスウェーデンのスタジオLudosityが手掛けた作品です。
往年の名作「ゼルダの伝説」シリーズをインスパイアしたゲームシステムに、ヘンテコなキャラクターが登場する世界観の作品として様々なプラットフォームで配信されています。
ちなみに本作はシリーズものになっており、続編である2もリリースされています。
様々なプラットフォームで出てはいたものの、僕の所持しているプラットフォームでは出ておらず、いつか移植されるのを待っていたところ、Switch版で1と2が同時リリースされたため、Switch版を購入してプレイしました。
2もレビュー予定なのでそれはまた後日。
ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?
脳筋冒険者イトルデューとヘンテコ妖精ディプシーの珍道中
女性冒険者であるイトルデューは、相棒であるキツネの妖精ディプシーと共に、イカダで海を渡っていました。
しかし、突如イカダが壊れてしまい、不思議な島へと漂着します。島から脱出するため、あてもなく島を彷徨うと島唯一のショップに辿り着きました。
ショップの経営者のアイテンは、イカダを作る代わりに城にあるアーティファクト回収をイトルに依頼します。
島を脱出するためにイカダが欲しいイトルは早速城へと向かいます。果たしてイトルは無事アーティファクトを手に入れることができるのでしょうか。
ゼルダライクなアクションアドベンチャー
イラストタッチのコミカルなキャラクター達が動き回る見下ろし型のアクションアドベンチャーです。
ゲーム内容についてはゼルダの伝説にインスパイアされているため、マップやダンジョンを探索しアイテムを手に入れ、所持したアイテムを駆使して先へと進んでいくというまさにお約束な流れ。
正直これといって特徴的な部分はありませんが、難易度も高くはなく全体的にコンパクトにまとまっているため、初心者でもクリアしやすい点は良いと思います。
ただゼルダと違ってキャラクターはかなりコミカルです。コミカルというか…おバカ?
良かった点
クセのあるキャラ達の掛け合いが楽しい
本作はイラストのタッチからも想像できる通り、コミカルでクセのあるキャラがたくさん登場します。
主人公のイトルは頭は悪くないけど(ほ、本当か?)何でも力で解決しようとする脳筋。相棒のディプシーはキツネに妖精の羽根があるキツネの妖精。
そんな彼女たちが出会うキャラクター達も道を阻む棒だったり、羽根の生えたモアイだったりと盛り沢山(しかも全員しゃべる!)!
そしてキャラクター達の掛け合いはおもしろく、ローカライズも日本に合わせた翻訳をしているようで、まさかの言葉が出てきたりもします。
日本でしか使わない言葉をローカライズとして使っているのはなかなか目にすることがなかったためとても新鮮でした。
そんなコミカルなキャラクター達の掛け合いがクスッとできて良かったです。
時間がない人でも楽しめるボリューム
プレイ時間が短いというのは、昨今ではマイナス評価になりやすい点ではありますが、必ずしもボリュームが多ければ良いという訳ではありません。
本作はぶっちゃけボリュームが少ないです。クリアまでは4時間あれば十分で、早い人なら初見でも3時間でクリアできると思います。
こういった作品が好きな僕としてはもう少しボリュームは欲しかったと思っています。せめて8時間くらいは欲しかったです。
しかし、ゲームをしたいけど忙しくてあまりできないという人や、あまり時間が長いと途中で飽きてしまう人にとってはちょうど良いボリュームなんじゃないかと思いました。
ゲーム内容的にも手を抜いている訳ではなく、しっかりゼルダライクな要素を楽しめるよう丁寧に作られているため、十分楽しめる作品になっていると感じました。
気になった点
攻撃が当てづらい
個人的に気になった点なのですが、主人公の攻撃が当てづらいです。
というのも、ゼルダライクな作品はオリジナル同様横一閃にしっかりと武器を振るのに対して、本作は途中で振りが終わってしまいます。
そのため敵が正面より少し横にずれているなど、位置によっては攻撃を当てることができません。
可能なら横にしっかり振り切るようにして欲しかったです。
ダンジョンに入ると一時的にアイテムがなくなる
本作は城に行きお金を貯め、ショップでアイテムを購入するとダンジョンへ飛ばされる流れになっています。
しかし、毎回ダンジョンに飛ばされるたびに獲得したアイテムを落としてしまい、初期装備のままダンジョンにを探索するハメになります。
それだけならまだ良いのですが、落としたアイテムはショップの前にあるゴミ箱から回収しないといけないという、ちょっと面倒な流れになっています。
基本ショップには何度も訪れるので問題はないと思いますが、ショップの中から繋がっているワープゾーンを利用するといちいちマップに出なくても良いので、ショップ前に行くことく気付かない可能性もありそうです。
アイテムを使えなくするのは良いんですが、わざわざ見つけないといけない点は何とかして欲しかったです。
まとめ
- クセのあるキャラ達の掛け合いが楽しい
- 時間がない人でも楽しめるボリューム
- 攻撃が当てづらい
- ダンジョンに入ると一時的にアイテムがなくなる
コンパクトながらしっかり楽しめるゼルダライクな作品です。
なかなか時間がないという人や、こういった作品が初めてという方にはぜひプレイして欲しいので、気になった方はぜひ。
という訳で今回はこの辺で。また次回。