【感想・レビュー】キャットクエスト3(Cat Quest3)

こんにちは、まよねーずです!

先月の話になりますが、ニンテンドーの配信動画「Nintendo Direct ソフトメーカーラインナップ+Indie World 2024.8.27」でまさかのときメモが発表されましたね!

ときメモPS版で青春を送り、ドラマシリーズもすべてプレイした身としてはかなり嬉しく、思わず「来た…!」と口に出しておりました。

しかも僕はときメモ1こそときメモだと思っている超偏食タイプ(なので2、3、4はプレイしておりません)のため余計です。

毎度殺伐とした戦いを繰り広げるゲームばかりプレイしているので、たまにはカワイイ女の子に心ときめかせても良いですよね。まあ、爆弾が爆発すると一気に殺伐としたゲームになるんですけどねぇ…。

さて今回は、広い大海原を冒険する海賊として冒険するシリーズ3作目、見た目もグレードアップした「キャットクエスト3(Cat Quest3)」です。

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作品について

開発The Gentlebros
リリースプラットフォームSteam、PS5、PS4、Switch、Xbox Series X/S、Xbox one
価格Steam:¥2,800
PS5、PS4:¥2,860
Switch:¥2,800
Xbox Series X/S、Xbox one:¥2,350

本作はシンガポールのスタジオThe Gentlebrosが手掛けた作品です。

ネコが(2では犬も)冒険するオープンワールドアクションRPGということで好評価を獲得した「キャットクエスト(Cat Quest)」「キャットクエスト2(Cat Quest2)」シリーズの3作目。

シリーズを重ねるごとに進化するシリーズですが、本作も大きく進化を遂げたシリーズ最新作が2024年8月8日にリリースされました。

ブログでもレビュー記事を投稿していますが、一応シリーズ作品はどちらもプレイしております。という訳で、本作は一体どんな感じに仕上がっているのか、Switch版を購入してプレイしてみました。

北極星を求め大海原を冒険する海賊の物語

物語の舞台はニャリビアンと呼ばれる海域。その昔、ノーススターと呼ばれる星がこの地に落ちてきました。ノーススターには願いを叶える力が眠っているとされていました。

そんな中、後頭部に星のアザを持つ「探究者」と呼ばれる者たちは、その強大な力を共有しあうことを恐れ、ノーススターを隠してしまいます。

それから月日が流れ、伝説となったノーススターを手に入れるため、海賊たちがひしめき合う大航海時代の幕があがりました。

中でも船長であるパイレーチュを筆頭にとても勢いのあるパイレーチュ海賊団は、ノーススターを見つけるため海を荒らし回り、逆らう者たちを容赦なく海に沈める大海賊でした。

所変わってある島で宝の地図を見つけたキャッピー船長は、遠くで沈められた船から何かが流れてくるのを発見します。見るとそこには不思議な光を放つ赤ん坊が。それが本作の主人公です。

見ると赤ん坊の後頭部には光り輝く星のアザ、探究者の証が刻まれているではありませんか。キャッピー船長は赤ん坊を保護し育てていきます。

それから15年後、大きく成長した主人公は、キャッピー船長と共にノーススターを探す大冒険を開始します。

果たして主人公とキャッピー船長は、見事ノーススターを手に入れることができるのでしょうか。大海賊であるパイレーチュ一味も同じくノーススターを狙って動き出しています。ノーススターを巡る大冒険の始まりです。

2.5DへとパワーアップしたオープンワールドアクションRPG

本作は主人公である探究者を操作し、様々な場所を巡りながらノーススターを巡る大冒険を繰り広げていくオープンワールドなアクションRPGです。

見た目はいつもの感じですが、前作2までの見下ろし型の2DアクションRPGから進化し、本作からは立体的な2.5Dとなり、印象が変わりました。

前作もある程度立体的なマップではありましたが、より角度が立体的になったことで奥行きが感じられるようになり冒険している感を感じられるようになったと感じました。

ゲーム内容自体は今までのシリーズ同様、自由に世界を巡ってメインクエストやサブクエストなど様々なクエストをこなしながら進めていく感じは相変わらずで、いつものショートなオープンワールドです。

ただ今回からは2.5Dになったこともあり印象が違っているのと、近接武器と杖を含む遠距離武器を両方装備でき、切り替えて使えるようになったりと、若干ながら前作から変わっているところもあります。

特に前作までは「海の上は歩くもの!」という概念で、プレイされた方の中にも海の上を歩き回った方は多いのではないかと思いますが、今回は海賊ということもあり船に乗って海を冒険できるようになりました。

パーツセットもできる船での大冒険が楽しい

本作が大きく変わった点と言えばこれじゃないかと思います。前述しておりますが前作まではすきるを獲得することで、海の上を地面のように闊歩できるようになり、それで様々な場所を巡るというスタイルでした。しかし本作では船に乗って様々な場所へ冒険にいけるようになりました。

船は最初から所持しており、自由に乗り降りすることが可能です。船に乗っても操作はほとんど通常時と変わらず、ちょっと慣性が働くだけで複雑な操作はないため、自由に乗り回すことができます。

基本は大陸や島の各所に桟橋があるので、そこに船を停泊させる形ではあるのですが、実際はどこからでも乗り降り可能で、桟橋がなくても自由に島に上陸できてしまう自由度の高さです。

また、船を停泊した桟橋から離れた場所に来てしまっても、近くに桟橋があればそこに船を呼び出すことができるため非常に便利です。

そして何より、本作では船を操作して海に生息する海賊船とバトルが楽しめます。基本は通常と同じ自分で操作して戦う形ですが、船は基本大砲を使用して距離をあけながら戦います。

敵ももちろん船なため、対応を発射してきますのでそれをかいくぐって敵に弾を当てていきます。もちろん船の攻撃にも魔法の代わりに特殊弾というものがあり、体力下のゲージを溜めると発射可能になります。

船は壊れるとその場で動けなくなり、プレイヤーも外に投げ出されてしまいますが、船の近くにいるとゲージが溜まっていき、MAXまで溜まると船が動くようになります。

これがまたすごいんですが、敵の攻撃に気をつければ戦闘中でも修復できるため、ある意味無敵です。通常時とは一味違った探索やバトルが楽しめるのは良かったです。

奥行きが出たことで逆に見づらくなった

2.5Dになったことでいつもと違う印象でプレイできる本作ですが、見下ろしではなくなったことで、若干視点が見づらくなったように思います。

本作は様々な場所に宝箱が隠されているのですが、地形の裏側だったり森の中だったりと、かなり隠れた所にあります。

近づくとより地形に隠されてしまうため、少し離れた場所から見ないと見つからない場合も多く、2.5Dのため視点が変えられる訳でもないため、もう少し見やすいと良かったなと思いました。

前作よりも武器や防具が少なくなったように感じる

本シリーズは様々な武器や防具が手に入るのですが、見た目も変化するので色々な見た目を楽しめるのも魅力の一つです。

強化もできるためより好きな防具を装備することができるのですが、本作はその強化の方を主としているからなのか、前2作品よりも装備が少ない印象があります。

2は2匹のキャラを操作できたためその分を考えると多かった印象があるのかもしれませんが、ちょっと物足りなさを感じてしまいました。

まとめ

ここが良かった
  • パーツセットもできる船での大冒険が楽しい
ここが気になった
  • 奥行きが出たことで逆に見づらくなった
  • 前作よりも武器や防具が少なくなったように感じる

個人的に若干の物足りなさを感じてはいますが、相変わらずの楽しさがある2.5DとなったオープンワールドアクションRPGです。

前作までプレイされた方はもちろん、ショートなオープンワールドを楽しみたい方にもオススメですので、気になった方はプレイしてみてください。前作、前々作が未プレイという方はまずはそちらから遊んでみてください。

ちなみにネタバレになりますが、ストーリー的には4も出そうな予感ありです。もし出るとしたらどんな感じになるのかちょっとワクワクです。

という訳で今回はこの辺で。
また次回!

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