【感想・レビュー】中国墨絵のような美麗グラフィックの爽快2Dアクション『Bladed fury(ブレーデッドフューリー)』

こんにちは、まよねーずです!

以前メトロイドヴァニア風の2Dアクションということで『THE VAGRANT』を紹介したのですが、インディーゲームにはメトロイドヴァニア以外にもいい作品がたくさんあるで、たまにメトロイドヴァニア以外のインディーゲームの紹介もしていこうと思ってます。

題して「ちょこっとインディーアン」!メトロイヴァニアンなので、インディーなら「インディーアン」かなと。インディアンじゃないですよ!インディーアン、ウソツカナイ(これが通じる人は僕と同じ世代です)。

という訳で、今回は『Bladed fury(ブレーデッドフューリー)』を紹介します。

Sponsored Link

Bladed furyについて

開発Next Studios
リリースプラットフォームSteam、PS4、Switch
価格Steam:¥1,010
PS4:¥3,278
Switch:¥2,070

本作は中国のNext Studiosが開発した作品です。原題は幽林怪談という名前ですが、グローバル展開のためでしょうか名前が変わっています。本作も見た目やそのアクション性から、ヴァニラウェア作品に影響を受けて開発されたようです。

初回リリース時はSteam版だけだったのですが、2021年3月25日にPS4とSwitch版がリリースされました。僕は初回リリース時にSteam版を購入したため、Steam版でのレビューとなります。

ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?

身の潔白を証明し奪われた国と姉を救え!

舞台は春秋戦国時代の斉国。本作の主人公である王姫季姜が臣下である田和の策略によって、父親殺しの濡れ衣を着せられてしまう所から物語は始まります。

国を追われ最愛の姉叔姜までも囚われの身とされてしまい放浪を余儀なくされた季姜ですが、放浪の最中に太古の神々たちと出会います。

太古の神々達からの助言により太古の英雄の力を得た季姜は、自身の身の潔白を証明し田和の野望を打ち砕き、奪われてしまった国と姉を救うため立ち上がります。

ジャンルはステージクリア型の2Dアクション。強化要素もある

ジャンルは2Dアクションとなっていて、マップを進んでいき最奥部にいるボスを倒せばクリア。そして次のステージへ進んで行く、というステージクリア型を採用しています。

また、強化要素もあり、敵を倒して手に入る魂を使用して武器や盾、スキルの強化を行います。自身の強化はほとんどないのですが、ステージ内に隠れているキャラクターがおり、そのキャラクターが体力アップをしてくれます。

良かった点

中国の墨絵をモチーフにした美麗グラフィック

本作は以前紹介したTHE VAGRANT同様、ヴァニラウェア作品に影響を受けており、描き込まれた2Dグラフィックが魅力です。さらに中国の墨絵の表現も取り入れているため、ただ美麗なだけではなく芸術的なグラフィックとなっています。

そんな芸術的なグラフィックがカクつきもなくヌルヌルと動くのだから本当にすごい!ムービーだけでなく操作時だってバッチリヌルヌル動きます。

様々なアクションで感じられる爽快感

本作は2種類の武器での攻撃や回避、盾での防御と様々なアクションを楽しめます。武器は双剣と大剣の2種類があり、双剣はすばやい動きで敵に何度も攻撃できる手数の武器、大剣は高い攻撃力の一撃を与える力の武器です。また、敵の纏ったスーパーアーマーを破壊できるのも魅力です。

バトルでは2つの武器を組みわせてのコンボが可能で、双剣でコンボを仕掛け敵を怯ませ、とどめに大剣を振り敵を叩き斬るのはかなり爽快です。

また、盾での防御は敵の攻撃の直前で盾を展開することでパリィが可能です。さらに盾を強化するとパリィで飛び道具を弾き返す効果も習得できます。

ちなみに大剣でも可能なんですが、弾き返した飛び道具は敵に当てることが可能で、敵の飛び道具を弾き返して敵に攻撃を与えるのも楽しいです。

気になった点

ステージのやり直しができない

クリアしてしまったら戻ることができず、強制的に次のステージになってしまいます。そのため体力強化を取り忘れてしまうと取りに戻ることができません。一度クリアしても再度ステージをプレイできたら良いと思いました。

グラフィックやアクション以外の内容が薄い

美麗グラフィックと爽快なアクションが魅力の本作ですが、それ以外の要素が薄いです。強化要素もスキルの数が少なく、すぐにすべての強化が完了してしまいます。

ステージ内もマップがあるものの、体力強化や強化用の大量の魂を見つける以外探索要素は薄く、ただただボスへの道を進んでいくだけになっています。そのためボリュームも少なく、プレイ時間もかなり短いです。

かといって決してゲームがおもしろくない訳ではなく、純粋におもしろいけど物足りないという所です。

まとめ

ここが良かった
  • 中国の墨絵をモチーフにした美麗グラフィック
  • 様々なアクションで感じられる爽快感
ここが気になった
  • ステージのやり直しができない
  • アクション以外の内容が薄い

せっかくおもしろいのにボリュームが少ないという点が物足りないですが、美麗なグラフィックと爽快なアクションが魅力の作品です。ヴァニラウェア作品が好きな方やデビルメイクライなどの爽快なアクションが好きな方は絶対にハマると思いますので、気になった方はぜひプレイしてみてください。

それでは今回はこの辺で。
また次回!

Sponsored Link

2件のコメント

う~ん、何処に中華風の墨絵?があるか分からないな
見た目、グラフィック九割方、朧村正で側だけ変えて薄めた感じのゲーム
500mlの水に一摘まみの塩と砂糖を加えて経口補水液と言い張るレベル

初めまして、コメントありがとうございます!
確かに本物の墨絵と比べると微妙なところですが、
個人的には頑張っていると感じられるのでアリかなと思ってます。

コメントを残す

このサイトは reCAPTCHA によって保護されており、Google のプライバシーポリシー および 利用規約 に適用されます。

reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。