【感想・レビュー】アライグマとラマがゲーム会社で大暴れ『すーぱーえぴっく(SuperEpic: The Entertainment War)』

こんにちは、まよねーずです!

ついに日本全国緊急事態宣言が解除されましたね。26日から少しずつですが外が騒がしくなっていくんじゃないでしょうか。

解除されたからといってすぐ前の状態に戻ることは難しいですが、新しい事を取り入れ、少しでも早く前の状態に戻れるようとにかく今はみんなで頑張りましょう。

さて今回は『すーぱーえぴっく』を紹介します。

Sponsored Link

すーぱーえぴっくについて

開発Undercoders
リリースプラットフォームSteam、Switch、Xbox one
価格Steam:¥1,840
Switch:¥1,840
Xbox one:¥1,750

本作はバルセロナのインディー開発スタジオUndercodersが手掛けた作品です。まずsteamで英語版がリリースされた後、多言語にローカライズがあり、そのタイミングで日本語版も配信が開始しました。

steamで見つけて気になってはいたものの、こんなに早く日本語ローカライズされるとは思っていなかったので良かったです。

ゲーム内容はどんな感じ?

人々を救うためアライグマとラマが悪のゲーム会社へ殴り込みをかける!

ゲームによって人々から金を搾取している悪のゲーム企業を相手に、主人公のアライグマが相棒のラマにまたがり、ゲーム会社にカチコミをかける物語です。

ゲーム内容はメトロイド寄りともヴァニア寄りとも言い難いつくりです。レベルはなくスキルを取得しながら進める形ですが、キャラの強化は店で行いかつ装備や武器の強化もあるので、どちらかといえばヴァニアの要素が強い作品になっています(そのため当ブログでは本作をヴァニア寄りとして扱います)。

ちなみに本作のセーブポイントはトイレです。

もう一度言います、トイレです。

良いと思った点

武器の種類がユニーク&強化要素もあり

まず本作は武器の種類がユニークです。傘やトイレのスッポン、木の枝や掃除機、交通標識なんかもあり、とてもユニークな武器を装備して戦います。

しかも木の枝は振りが素早いが攻撃力が低い。逆に交通標識は重いため振りは遅いが攻撃力は高いなど、武器ごとにしっかりと特徴付けされています。

また、武器は最大4回強化をすることが可能なので、ある程度なら気に入った武器を強化して使用することができます。

ちなみに僕のお気に入りは木の枝。手に入れてからラストまで一切折れる事なく頑張ってくれた、最高にイカしたやつです。

バトルで繰り出すコンボが爽快

アライグマは直線上に攻撃する武器、敵を打ち上げる武器、敵を叩きつける武器といった3種類の武器を装備することが可能です。各々別のボタンが配置されているため、バトルでは3つの武器を使い分けて戦うことができます。

例えば通常攻撃を何発か当てたあと、打ち上げ攻撃で敵を空中に浮かせ自分も空中にジャンプする。そして通常攻撃を何発か当て、とどめに振り下ろし武器で敵を地面に叩きつける、なんてコンボが可能です。

もちろん一つの武器を連続で使う事もできるので、狭い通路では打ち上げ武器で何度も敵を打ち上げる、なんてこともできちゃいます。まるでお手玉のようでした。

人気ゲームのオマージュが含まれているボス

本作のボスは会社の役職付きの社員です。その社員達も癖のあるキャラばかり。某ヴァニアのあの方をリスペクトしたボスや、某大人気スニーキングアクションのギアに乗ったボスも登場します。そのゲームのファンなら思わずニヤリとしてしまうこと間違いなしです。

こうやってみると、やっぱりあの頃のコ○ミは本当に良かったですよねぇ…。今となっては良い思い出です。

あ、こんなのもあるよ!力が・・・勝手に・・・うわあああああっ!まさかのAKIRAネタ、これには金田もびっくりですね。

気になった点

新しいエリアをくまなく探索するのに鍵が必要となる

新しいエリアに到達すると、必ず鍵のかかった扉が登場します。扉はそのエリア内のどこかにあるため、それを探さないと先に進むことが出来なかったりします。

鍵があっても問題はないのですが、毎回新しいエリアで鍵探しをさせられるのが面倒でした。

通常武器は振りの早いもの以外あまり役に立たない

こまかい話になってしまうんですが、通常武器は振りの早いもの以外は装備してもそこまでメリットを感じません。

振りの早い武器では敵にバシバシと攻撃が当てられ、打ち上げ武器や振り下ろし武器へのコンボにつなぎやすかったです。でも通常武器の振りが遅いとコンボに繋ぎづらく、あまり敵にダメージを当てることができませんでした。

一応振りが早くなるアクセサリもあるんですが、攻撃力は打ち上げ武器や振り下ろし武器で十分代用できるので、もう少し通常武器のバランスをどうにかして欲しかったです。

三角飛びの操作がやりづらい

スキルの中に壁ジャンプがあるのですが、操作がとてもやりづらかったです。壁にくっついて壁とは反対のキーを押してジャンプボタンで発動するのですが、まったくうまくいかず先に進めない時がありました。

しかもスタミナを消費して発動するため、1回成功しても2回目以降はスタミナ切れで発動しないなんてこともありました。もう少し操作しやすいものにして欲しかったです。

まとめ

ここが良かった
  • 武器の種類がユニーク&強化要素もあり
  • バトルで繰り出すコンボが爽快
  • 人気ゲームのオマージュが含まれているボス
ここが気になる
  • 新しいエリアをくまなく探索するのに鍵が必要
  • 通常武器は振りの早いもの以外あまり役に立たない
  • 三角飛びの操作がやりづらい

様々なゲームへのオマージュもありつつ、メトロイドヴァニアとしてもしっかり作られた作品です。気になった方はぜひプレイしてみてください。

ではでは今回はこの辺で。
また次回!

Sponsored Link

コメントを残す

このサイトは reCAPTCHA によって保護されており、Google のプライバシーポリシー および 利用規約 に適用されます。

reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。