こんにちは、まよねーずです!
もう10月も終わりに差し掛かり、あと1週間で11月になりますね。それからあと2か月もすれば2025年も終わりを迎えるとは、時が経つのは本当に早いですね。
ゲームも気づけばあのゲームこのゲームがリリースされ、もう何かリリースされていて何がリリースされていないのか追いついていません。ポケモンの新作ってもう出たんですかね。
そんな時代に取り残され気味な僕ですが、今日も今日とて古いのから新しいのまでゲームを楽しんでいきますよ!ゲームは古くたって新しくたっておもしろいですからね。
さて今回は不思議な惑星が舞台のオープンフィールドなアクションアドベンチャー「Astor: Blade of the Monolith(アストール:ブレード オブ ザ モノリス)」です。
Table of Contents
作品について
| 開発元 | C2 Game Studio |
| リリースプラットフォーム | Steam、PS4/PS5、Xbox One/Series X|S |
| リリース価格 | Steam:¥2,800 PS4/PS5:¥4,180 Xbox One/Series X|S:¥2,900 |
本作はコロンビアのスタジオであるC2 Game Studioが手掛けた作品です。過去スマホにていくつか作品をリリースしていたようで、PCや家庭用機でのリリースは本作が初めてになります。
本作は2024年5月に全プラットフォームに同時リリースされました。ずっと気になっていた作品で、いつか購入したいと考えていたところ、Steamにて違う作品との抱き合わせのセール販売が行われていたため、これはチャンスと購入しました。
ちなみに本作はPS4でもリリースされていたようですね。今回記事にするにあたって作品情報を調べていたところ知りました。てっきりPS5だけだと思っていたんですが、旧世代機をお持ちの方でもプレイできるのは良いですね。
自らを創造し消えてしまった創造主たちと自身の運命に迫る物語

本作の舞台は、古代に栄えた「創造主」と呼ばれる人類が生み出した生命体であるディオケック族が暮らす惑星グリーズ。
はるか昔、人類は突如姿を消してしまいます。ディオケック族は自分たちを創造した人類が残した古代の遺物と共にグリードで平和に暮らしていました。しかし、それはヒルトシック族と呼ばれる悪意ある生物達によって破られてしまいます。

主人公のアストールはこの状況を何とかすべく、相棒のザンと共に創造主の残した古代の遺跡を探索していました。一つの遺跡に到着しザンが門扉に書かれた文字を読んでいると、アストールの乗っていた床が突然開き空いた穴に落ちてしまいます。
アストールが落ちた穴の先には謎のモノリスが祭られた祭壇がありました。そこに近づくと突如モノリスが反応し光の粒となって彼の身体に吸収されていきます。

すると彼の胸元には不思議な胸当てが付いていました。何が起きたのかわからないアストールでしたが、ザンの助けを呼ぶ声に後ろを振り返るとヒルトシック族が立っていました。
さらに背中には大きな剣が背負われていたため、ア剣を抜きヒルトシック族に戦いを挑み倒すことに成功したアストールは、先ほど手に入れたモノリスの力を使い元居た場所に戻りヒルトシック族に襲われていたザンを助けます。

彼はアストールが創造主に選ばれた者だと言い、偉いに人に伝えに行こうと言います。そこで二人は長年ヒルトシック族と戦っているディオケック族が住む水晶の隠れ里を目指すことに。隠れ里の入り口は何か力で隠されていましたが、アストールの力で入ることができました。
隠れ里に着くと長であるザヴォトスにアストールが選ばれし者であること、その証として手に入れた剣を見せますが「おとぎ話に付き合っている暇はない」と全く相手にされませんでした。

そんな二人にザヴォトスの娘であるサイが呼びかけてきます。サイの言っていた丘の上の家に行くと、そこには予言を信じる者たちが集まっていました。
サイは中央に座っているダーマックに「彼ならソーマの心臓を発見できるのでは?」と呼びかけます。それが何なのか、どんなものかもわかりませんが、予言によれば選ばれし者は不毛の砂漠からソーマの心臓を持ち帰ると言われている模様。

不毛の砂漠はどうやらザニオス砂漠のことのようで、アストールとザンは早速ザニオス砂漠へと向かいました。こうして、彼らの冒険は始まります。
創造主はなぜ突然消えてしまったのか、そして自身の手に入れた剣は一体何なのか。この冒険でアストールは世界、そして自身の運命に迫っていくことになります。
様々なロケーションを冒険するオープンフィールドなアクションアドベンチャー

本作はアストールを操作して古代の謎や自分の運命に迫っていく3Dのアクションアドベンチャーです。様々なロケーションを美麗なグラフィックで表現されています。
基本は隠れ里と各ロケーションを行き来する形になります。各ロケーションはオープンフィールドになっているためある程度の広さがあり、その中を自由に探索できるようになっています。

フィールド上ではメインクエストやサブクエストをこなしたり、各所に散らばるアイテムを回収したりしていきます。アドベンチャーのためレベルはありませんが、レッドオーブやモノリスのかけらと呼ばれるアイテムを使用することで強化が行えます。
レッドオーブはクエストやフィールドにある赤いクリスタルを破壊することで獲得できます。モノリスの欠片クエストで獲得できるほかにフィールド上の様々な場所にあるためそれを回収します。

またフィールドやダンジョンには、アストールの体力やスタミナなどのゲージの上限をアップしてくれるアイテムも存在します。
メニュー画面から各ロケーションごとのモノリスのかけらや上限アップアイテムの数を教えてくれるので、それを見ながら探すと便利です。

ちなみに本作の特徴的な要素として、アストールが手に入れたモノリスの力で隠されたものを発見することができます。
フィールドやダンジョンの中には小さな光の粒が集まっている場所やものが存在します。例えば光の粒が集まる壁の前でモノリスの力を使うとその壁が消えて道ができる、といった具合です。物語を進めることで他にもできることが増えていきます。
武器やモノリスの力を駆使して戦うバトルが楽しい

本作では物語が進むごとにアストールが新しい武器や力を獲得していきます。武器は最初に手に入れた剣以外にもガントレットや槍、ハンマーといった4種類の武器があり、バトルは基本その武器を駆使しながら戦います。
攻撃は弱攻撃と強攻撃の2種類があり、押した順番によってコンボが変化します。最初はできることが少ないですが、レッドオーブやモノリスのかけらを使って新しいスキルを覚えたり、攻撃力を強化したりできます。新しいコンボやフィニッシュ技を習得するとバトルがおもしろくなってきます。

また、本作にはパリィがあり、敵の攻撃が当たる瞬間にガードすることでパリィを行います。成功すると敵をピヨらせて一定時間行動不能にすることができるため、そこから畳みかけることができます。
最初は前方しかガードができませんが、強化で全体をガードすることができるようになるため、そうなればどの方向からの攻撃もガードしたりパリィできるので最高です。

ちなみに本作は試練というものがあり、フィールドやダンジョンの一定の場所で受けることができます。成功するとアイテムやスキルを獲得できるのですが、スキルは非常に役立つものばかり。
特に仲間を召喚して一緒に戦ってもらうスキルは非常に重宝します。最初は1体だけですが、他の召喚スキルを獲得すると最大3体まで召喚できるようになります。意外と敵が多数出てくることが多いので非常に助かります。しかも強い。
所々にバグや気になる点がある
全体的なつくりは個人的に好印象なのですが、所々気になる点が色々ありました。まずバリアで道がふさがれ敵を倒さないと進めない場所では、倒すべき敵がバリアの外側にいるため攻撃が当たらず進行不能になってしまう時がありました。
また、前の敵の攻撃のパリィに成功しても後ろからの敵の攻撃でやられることが頻発したりして、パリィの使い勝手が悪い時がありました。
また、こちらの攻撃が基本敵の攻撃に相殺されてしまう仕様により、せっかく発動したフィニッシュ攻撃が無駄になってしまうことがありました。
他にも細かいバグや気になる点が散見され、もう少しどうにかできなかったものかとちょっと残念でした。
まとめ
- アイテムが至るところにありフィールドやダンジョンの探索が楽しい
- 武器やスキルを駆使したバトルが楽しい
- 翻訳が丁寧で違和感がない
- パリィの使い勝手が悪い
- こちらの攻撃が敵の攻撃に負けてしまう
- 回避が一拍遅い。かつ無敵時間が短いため敵の攻撃が被弾しやすい
- 画面端の視点が壊滅的
- キャラとセリフが合っていない、イベント中の視点がおかしいなど細かなバグがある
- 武器やスキルを駆使した謎解きやパズル要素が少なくもの足りない
気になる点が多く、もう少しゼルダっぽい感じだともっと楽しめたとは思いますが、全体的には楽しい作品で、翻訳についても丁寧で違和感のない形だったので良かったです。
3Dのアクションアドベンチャーが好きな方や色々な武器を使ったバトルが楽しみたい人にはオススメです。
難易度もそこまで高くはなくボリュームもそこまで多くないため、手軽にプレイできるのも魅力だと思います。もし気になった方は一度プレイしてみてください。個人的には満足でした。
という訳で今回はこの辺で。
また次回!










