こんにちは、まよねーずです!
最近早起きを頑張ろうと今まで7時半かけていた目覚ましを6時半にしてみました。5〜6時間寝ないと次の日ポンコツになる体なので寝る時間も1時間早めました。
しかし体が慣れていないせいか、起きるには起きるけどすぐ寝てしまいます。そしてやっぱり7時半。習慣を変えるのって難しいですね。でも朝のウォーキングとモーニングコーヒーを楽しめるよう引き続き頑張ります。
さて今回は『Gleamlight (グリムライト)』を紹介します。
事前にお伝えしますが、今回はかなり厳しい意見を言わせてもらっています。それほどこの作品には思うところが多かったです。
当初は記事にするのを戸惑いましたが、これからプレイする方の参考になればと思い投稿しています。いちプレイヤーの意見として参考程度に読んでいただけたらありがたいです。
Table of Contents
Gleamlightについて
開発 | DICO株式会社 |
リリースプラットフォーム | Steam、PS4、Switch、Xbox one |
価格 | Steam:¥1,980 PS4:¥1,980 Switch:¥1,980 Xbox one:¥1,980 |
本作は国内の開発会社であるDICO株式会社が手掛けた作品です。しかもD3パブリッシャーからリリースという珍しいパターンです。
本作は先日リリースされたばかりの出来立てホヤホヤです。国内の作品には珍しいつくりの作品ということもあり、発売前から色々なメディアが記事として紹介していました。
ちなみに僕はSwitch版を購入してプレイしました。着実にインディーゲーム機になっております。
ストーリー・ゲーム内容はどんな感じ?
闇に染まったガラスの世界降り立った小さな光の物語
本作はストーリーはほぼ語られません。フレーバーテキストもほとんどないうえ、公式サイトにもあらすじすらなく、完全にゲームをプレイしたうえで考察をするタイプです。
そのためストーリーすらもネタバレにはなってしまうのですが簡単に僕の考察を記載します。
現実の世界とは違う世界、平和だったその世界が突如闇に染まります。人々は闇の力により赤きガラスをまとった「ゴースト」と呼ばれる存在へと変貌し、世界もガラスに覆われ変わり果てた姿となってしまいます。
そんな闇に染まった世界に放置された一振りの剣。剣が突如光を放つと1人の人物が現れ、剣を抜き自分の身体を一突きに貫きます。するとその人物は身体から光を放つ存在になります。これが主人公です。
主人公は世界に光を取り戻すため剣を片手に、ガラスに覆われた世界をさまよう、おそらくそういう物語だと思われます。
ひたすら1本の道を進んでいくUIのない2Dアクション
まず始めに軽い愚痴を言わせてください。僕はプレイするまで本作がメトロイドヴァニアだと思っていました。
スキルを獲得できる要素はあるためメトロイドヴァニアといえばメトロイドヴァニアです。しかし探索要素はまったくなく、ひたすら一本道を進んでいく2Dアクションです。
良かった点
幻想的な世界と美麗なグラフィック
本作はステンドグラスのようなガラスの世界が舞台で、マップのグラフィックが美麗です。キャラやマップのつくりもイラスト調のかわいらしい感じで『ホロウナイト』に似ています。
ネットでもホロウナイトのパクリと出てくるくらいなので、ホロウナイトが持っている美しいながらもほの暗い雰囲気をしっかり表現できているのではないかと思います。
UIがなくてもわかるシンプルな操作
本作は体力バーなどのUIは一切ありません。ただ、UIがなくても基本的な操作はわかるようなつくりになっています。
体力ゲージがないなら体力の表現はどうなっているかというと、敵からダメージを食らうと段々と主人公の身体が灰色に変化していく形です。
そして敵に攻撃を当てることで赤い光を身体に吸収し色が戻り、体力が回復しているのがわかります。
UIがなくてもしっかりゲームとして表現されているのはさすがだなと思いました。
気になった点
UIだけでなく情報が極端にカットされている
本作はとにかく情報が少ない作品です。ボスを倒すとスキルを獲得できるんですが、獲得したスキルの情報はまったく説明されないため、どうやってスキルを使用するのかわかりません。
UIがないのは良いと思います。ただUIとは関係ない情報までごっそり省かれていたら、一歩間違うと未完成品をプレイさせられているような気分にもなってしまいます。
UIがないのと情報がないのは違うので、もっと考えて作るべきだったと思います。
マップが暗くてわかりづらい
本作はガラスの世界が舞台にはなっているのですが、全体的に暗いため崖下が見えなかったり、何もないと思って上の足場から下の足場に降りたらトゲ地帯だったりと、暗いが故に見えない部分が多く厄介でした。
雰囲気を出すためだと思いますが、雰囲気を大切にしたいのであれば少し下が見られるようにするとか、何かしらの工夫は欲しかったです。
大量にザコを召喚するボスがストレス
様々なボスとバトルするのですが、ザコを召喚するボスもいます。ただこのザコ召喚が厄介で、際限なく大量にザコを召喚してきます。
倒さないと無尽蔵に増えるためとにかく邪魔です。一度に5体くらい召喚してくるボスがいるのですが、放っておくと20体くらいになってストレスがたまりました。
もう少しバランスよくして欲かったです。
探索要素がまったくない
冒頭にもお話しましたが、本作は一本道のアクションゲームです。ちまたではアクションアドベンチャーと呼ばれていますが、アクションアドベンチャーと呼べるほどの探索要素は一切ありません。最初から最後まで一本道を進んでいくだけのアクションゲームです。
部屋ごとに次に進む部屋の道が扉で塞がれており、部屋内にある赤い水晶を破壊することで扉を開き先へと進むという流れです。終始それの繰り返しのため、途中から退屈になってきます。
何かしらの探索ができるようなつくりになっていたらと残念でなりません。
まとめ
- 幻想的な世界と美麗なグラフィック
- UIがなくてもわかるシンプルな操作
- UIだけでなく情報が極端にカットされている
- マップが暗くてわかりづらい
- 大量にザコを召喚するボスがストレス
- 探索要素がまったくない
今回はちょっと厳しい評価となりネガティブな意見が多くなりました。正直本作をオススメするかと言われるとかなり厳しいです。それほどに粗が多く、様々な部分での改善が必要な作品だと感じています。
しかし、UIがない点や美しい世界観はよく表現されており、しっかり磨けば光るポテンシャルのある作品だと思います。ぜひ続編なり本作をブラッシュアップする機会があればしっかり練って丁寧に作っていただきたいです。
ここまで読んでいただいた上で、それでも本作が気になっているようなら一度プレイしてみてください。決して万人に勧められる作品ではないですが、何か感じるものがあれば幸いです。
では今回はこの辺で。
また次回!