【感想・レビュー】ネコロイド、オモロイドなメトロイドフォロワー『Gato Roboto(ガトロボト)』

こんにちは、まよねーずです！

マイクラダンジョンズが発売されたので購入してプレイしています。本家は色々作るという点が僕には刺さらなかったため、プレイしてすぐ飽きてしまいましたが、今回はハクスラという事で購入。

プレイした感想はキッズや初心者向けのハクスラという感じで突出した点はないですが、大人やハクスラ好きがやっても十分楽しめます。日本ではハクスラといえばディアブロという感じなので、これを機にハクスラ需要が高まって色々発売されたら良いなぁ。

さて今回は『Gato Roboto(ガトロボト)』を紹介します。

Gato Robotoについて

本作はアメリカオレゴン州にあるインディーゲームスタジオdoinksoftの手掛けた作品です。メトロイドフォロワーとして開発された本作は、なんと主人公が猫！という事もあり発売前から話題になっていました。

メトロイドに猫とは一体全体どういう事なのかと思うかもしれませんが、これがまた妙にマッチしておりその甲斐あってか、本作は「ネコロイドヴァニア」なんて呼ばれ人気を博しています。

舞台は宇宙。航行中の事故で宇宙船が一つの惑星に不時着した際、怪我をしてしまったご主人のゲイリーに代わって主人公である猫のキキが、ご主人を助け宇宙船を直すため不時着した惑星を冒険する物語です。

ゲーム内容はメトロイド寄りで、惑星を探索し強化アイテムやスキルを獲得し進んでいく王道な作り。見た目は2色のモノクロ調のため、ゲームボーイのメトロイド2っぽさが際立ちます。

ちなみにこんな風に配色を変更できるアイテムが所々に隠されています。こうやって色味を変更できるのも2色ならではですよね。この配色以外にも色々なものがあります。中にはゲームボーイっぽい配色も。

本作はメックスーツのままだと進めない場所があります。そんな時はスーツから降りて生身で進んでいきます。生身の状態では狭い通路を通ることができたり、壁を歩くことが可能になったりと、メックスーツのままでは辿り着けない場所に行くことが可能です。

敵から攻撃を受けると一撃でやられてしまうという欠点がありますが、機敏な動きでマップをスムーズに移動できるのは猫ならではな感じがします。

探索の最中、謎のしゃべるネズミがキキの行手を阻むボスとして立ちはだかります。ネコなんで相手がネズミならあっという間に勝てるんじゃないかと思うんですが、このネズミなんと毎回手を替え品を替え、様々なマシーンでキキに勝負を挑んできます。

キキは基本メックスーツで戦うのですが、時には潜水艦やボス戦エリアに設置してある固定砲台に乗って戦います。どちらもプレイヤーが操作することになるのですが、メックスーツとはまた違った感覚で、とてもユニークなボス戦が楽しめました。

個人的な意見になってしまうのですが、ボス戦の難易度が高い印象です。メックスーツでのバトルでは、通常ショットだとボスにほとんどダメージを与えることができません。もう一つの武器であるミサイルで戦う方が効率的です。

しかしこのミサイルは連発すると画面左側のゲージがたまっていき、最大になるとオーバーヒート状態となり、ゲージが下がるまでミサイルを発射できなくなってしまいます。そのためなかなかボスの体力を減らすことができず厄介でした。

また、一部のボス戦では地形がボスの味方をするため、地形とボスの攻撃に気を配りながら戦わなければならず、ボスを倒すことに集中できない点がキツかったです。アクションに慣れている人ならそうでもないかもしれませんが、慣れていない人にはかなり厳しいと思います。

本作は回復がセーブポイント以外ではできません。そのため、体力が減ったら毎回セーブポイントに戻って回復をする必要があります。

敵を倒したら回復アイテムを落としてくれる仕様なら良かったんですが、敵の攻撃がそこそこ激しいにも関わらず、毎回セーブポイントに戻って回復しないといけないのが面倒でした。

ここが良かった

ここが気になる

主人公がネコであること以外は変わった点はありませんが、丁寧に作られたメトロイドフォロワー作品です。プレイ時間もかなり短いため、時間はないけどサクッとメトロイドヴァニアを楽しみたい、という方にはオススメです。気になった方はぜひプレイしてみてください。

それでは今回はこの辺で。
また次回！