【感想・レビュー】Itorah(イトラー)

こんにちは、まよねーずです!

大変お待たせいたしました。ようやっと復活でございます。こんなにボロボロになったのは久しぶりです。とにかくすごかったです。

もう39度以上の高熱を出すわ、喉と鼻がボロボロになるわ、なのに病院に行ったらコロナじゃないって言われるわで、とにかくとんでもない風邪だった、という感じです。

とりあえず、今は熱も下がり元気です。喉と鼻はまだダメージを負っていますが、これぐらいならしばらくすれば治るはず。という訳で本日から営業再開です。皆さま改めてよろしくお願いいたします!

という訳で今回は4月に家庭用機版でのリリースも果たした美麗グラフィックのアクションアドベンチャー「Itorah(イトラー)」です。

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作品について

開発元Grimbart Tales
リリースプラットフォームSteam、PS4、Switch、Xbox Series X/S、Xbox one
価格Steam:¥2,050
PS4:¥2,090
Switch:¥1,200
Xbox Series X/S、Xbox one:¥2,350

本作はドイツのスタジオGrimbart Talesが手掛けた作品です。先行して2022年3月にSteam版がリリースされました。その後1年ほどの空きがあり、特にアナウンスもなく2023年4月に家庭用機版がリリースされました。

元々日本語ローカライズはされていた作品なので、いずれは出るのかなと思っていたのですが、今回ついにリリースされたようです。僕は事前にSteam版を購入していたため、Steam版でのレビューとなります。

ちなみに本作はメトロイドヴァニア系2Dアクション、アクションアドベンチャーとして紹介されることが多いのですが、ここではメトロイドヴァニアとして紹介させていただきます。

ちなみにこれは余談なのですが、今回本作のレビューを投稿していますが、実は違うメトロイドヴァニア作品のレビューを投稿する予定でした。

しかし、その作品はメトロイドヴァニアの中でもボリュームが多く、クリアまではまだしばらくかかってしまうため、本作のレビューに切り替えさせていただきました。

もし皆さまの中で「もしかしたらこの作品かな?」と楽しみにされていた方がいましたら申し訳ありません。そちらのレビューはもう少しお時間をいただければ幸いです。

ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?

記憶を失った人間の少女と言葉を話す斧の記憶を巡る冒険

本作の舞台は自然あふれるナフカンと呼ばれる世界。主人公である少女は深い森の奥で不思議な声によって目を覚まします。目を覚ますと目の前に小さな光が少女の前を飛んでいました。

その光の後を追いかけるように少女は森の中を歩いていきます。ある程度進むと景色が変わり、おどろおどろしい雰囲気になります。少女の前を飛んでいた光はさらに向こうへと飛んでいき見えなくなってしまいました。

そして辿り着いた場所は蜘蛛の巣。少女は迫り来る蜘蛛の大群から逃げるように先へと進んでいきますが、あまりの数の多さに捕まってしまいます。

蜘蛛の糸でグルグル巻きにされた少女の近くで声が聞こえます。そこには同じくグルグル巻きにされた何かが。威勢の良い声に導かれ蜘蛛の糸むしっていくと、そこには一本の斧が現れます。

斧の刃の部分は顔のようになっていて、そこから声がするようです。斧は自身をナフカン最強の戦士だと言います。

ひとまずここから抜け出すため、少女と斧は行動を共にすることに。奥では巨大な蜘蛛の親玉も倒し何とか脱出します。さらに道中出会ったケモノ族の少女とと共に、彼女の村へと向かいます。

この世界では人間は遥か昔に滅んだといいます。そしてこの世界自体も疫病により滅びの一途を辿っているそう。ではなぜ自分は存在するのか、何のために?そして目覚めの時に聞こえた声の正体は?

少女はしゃべる斧と共に、自身の謎に隠された真実へと迫っていきます。果たして少女は一体何者なのか、そしてこの世界を蝕む疫病とは何なのか?1人の少女の旅が今始まります。

美麗なグラフィックを目をひくアクションアドベンチャー

本作は記憶喪失の少女を操作しながらナフカンの他を巡り、自身や世界の謎に迫っていくメトロイド寄りのアクションアドベンチャーです。

ドイツのスタジオが開発していると聞くと、中世王道ファンタジーな世界観をイメージする方も多いと思いますが、本作は中南米の自然あふれる幻想的な世界をインスパイアした世界観になっています。

ゲーム内容はオーソドックスなメトロイドヴァニアで、様々な探索スキルを駆使して様々なロケーションを探索していくタイプです。

スキル自体も王道なものが多く、メトロイドヴァニアをプレイされる方なら違和感なく扱えるものばかりです。

見た目の問題か、何となく動きが固くもっさりな印象がありますが、まったくそんなことはなくサクサク動きます。

また、敵を倒して獲得したポイントとアイテムを使用して、体力やスタミナの上限、チャージ式の回復アイテムの使用回数と回復力をアップさせる強化要素なんかもあります。

良かった点

超美麗なグラフィック

綺麗なグラフィックの作品は結構ありますが、本作のグラフィックもかなり高い水準になっています。キャラクターの表情も豊かで見ごたえがあるのですが、何より僕がスゴイと思ったのはマップのグラフィックです。

日差しが差し込む森や緑溢れる村などもそうですが、夕陽が差し込む遺跡や一本橋を渡る途中に見える大きな大樹など、息を吞む幻想的な景色がとても綺麗です。

中でも太陽に照らされ真っ赤に燃え上がった遺跡は圧巻の一言。太陽が当たって逆光となり、主人公や敵が影のような見た目に変化します。

なかなかそういった細かい表現をしている作品はないので、見た時「おぉ〜!」となるくらい、グラフィックに力が入っている作品だなと感じました。

ほど良い難易度で操作性も良好

個人的に良かった点です。他の作品と比べると色々物足りない部分はあるのですが、操作性は良好で全体的にサクサク操作できます。

操作が快適なこともあり、思ったような操作ができずストレスになることは、ほとんどありませんでした。

また、難易度もそこまで高くはないため、あまりアクションゲームが得意でない方でも楽しめる点は良かったです。

この手の作品に慣れてる人には簡単過ぎる難易度のため退屈に感じてしまいますが、サクサク進む分クリアまでダレずにできるのでこれはこれでアリじゃないかなと思います。

気になった点

強化要素や探索要素が少ない

本作にもアイテムを使用しての強化要素はあるため、アイテムを探してマップを探索できるにはできるのですが、そこまで数が多くないため、ちょっと物足りなかったです。

強化要素も体力に関連したものばかりのため、武器の強化などはまったくないので、何かしらの強化要素を追加するなどして、それに付随したアイテムの探索などが楽しめると良かったです。

まとめ

ここが良かった
  • 超美麗なグラフィック
  • ほど良い難易度で操作性も良好
ここが気になった
  • 強化要素や探索要素が少ない

内容に物足りなさは感じるものの、美麗で幻想的なグラフィックや良好な操作性など、良い所もちゃんとあるメトロイドヴァニアです。

美麗グラフィックのゲームをプレイしたい方やメトロイドヴァニア初心者の方におすすめの作品ですので、もし気になった方は一度プレイしてみてください。

という訳で今回はこの辺で。この言葉も久しぶりだ!
また次回!

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