こんにちは、まよねーずです!
最近ふと思うんですが、PC版でリリースしたタイトルの日本語版が家庭用機でリリースされた時、PC版に日本語の翻訳が実装されないタイトルが結構あったりします。
家庭用機でプレイすれば良いという話なんですが、同じタイトルなのに日本語版が家庭用機にしかなかったり、元々ついていた日本語翻訳がPCと家庭用機で全然違っていたりなんて事も。一体あれはなぜなんでしょうか?開発は同じでも販売が違うからなんですかね。不思議です。
さて今回は紹介記事をお休みして、こんなものをご紹介しようと思います。
突然ですが、皆さんは『ドゥエリスト』という名前をご存知でしょうか?熱心なドラキュラファンなら知っていると思いますが、この名前はメトロイドヴァニアと深い関係があります。
ドゥエリストとは何なのか?
悪魔城ドラキュラ、特に探索型ドラキュラに多いのですが、クリア後に主人公とは違うキャラクターでプレイが可能になります。そういったキャラを使用しTAS動画を実施する人たちがいます。
通常エミュレーターを使用するのですが、その際機能に物を言わせて通常プレイではほぼ不可能な、まるでバグかのような動きをするキャラがいます。それがドゥエリスト、別名変態と呼ばれる者です。また、主人公たちもドゥエリストに変貌するときもあります。
ちなみにTAS動画の説明はすると長くなるので割愛しますが、ニコニコ大百科に説明が載っているので気になる方は下記をどうぞ。
引用:ニコニコ大百科
TAS自体はどのゲームにも大体存在するものなんですが、悪魔城ドラキュラシリーズ、特に探索型ドラキュラのTAS動画はかなり有名です。かれこれ10年以上前にニコニコ動画で最初の動画が投稿されて以来、おそろしい速度で再生回数を増やしていきました。
さて、前振りはこれくらいにして、ここからは僕が厳選したドゥエリスト達の系譜5選をご紹介します。
ドゥエリストの始祖! 暁月の円舞曲:ユリウス・ベルモンド
暁月の円舞曲本編クリア後に追加される「ユリウスモード」のTAS動画です。エミュレーターでジャンプとジャンプキックを絶妙なタイミングで出せるよう調整し、おそろしい速度で悪魔城を闊歩していきます。この時に発している声が「ドゥエドゥエ…」と聞こえることから「ドゥエリスト」と呼ばれるようになります。
ドラキュラの血を引く最恐の高校生! 蒼月の十字架:来須蒼真
暁月の円舞曲、蒼月の十字架の主人公、ドラキュラの血を引く高校生です。彼もまたドゥエリストとして活動しています。今回は蒼月の十字架編をご紹介。ジョジョ立ちしたままでの移動をし、その体勢のまま敵を切りつけていく姿は切り裂きジャックもびっくりな通り魔です。
お互いの名前を呼び合うそれは愛!ギャラリーオブラビリンス:ジョナサン・モリス&シャーロット・オーリン
キャラチェンジシステムが採用されたドラキュラシリーズでも変わった作品の主人公コンビ。キャラチェンジをこれでもかと利用しものすごいスピードで移動する様はさすがドゥエリスト。
そして画面外ではお互いの名前を呼び合いながら画面を揺らしながら移動するという、いったい画面外でどんなことが行われているのかと、ちょっと妬けてしまうくらいお互いへの愛が止まらないコンビです。
キシン流はダテじゃない!白夜の協奏曲:マクシーム・キシン
彼はドゥエリストとは少し違いますが、ぜひ紹介させてください。白夜の協奏曲クリア後に使用可能な主人公のライバル。キシン流という武術の使い手です。彼はドゥエ以上に恐ろしい「ムッムッホァイ」という技の使い手で、ドゥエリスト達を脅かす恐ろしい存在です。
しかも、実はドゥエも使えるというから驚き。ただ、お互いに変態という点は変わらないため、仲は悪くないはず。
刻印いらず!音速の兄弟子 奪われた刻印:アルバス
ラストを飾るのは奪われた刻印クリア後に使用可能な主人公シャノアの兄弟子アルバス。彼もまたドゥエリストを脅かす存在です。「画面をタッチするとMPを消費してタッチしたところへ障害物を無視してワープする」「バックステップが全身無敵」というおぞましい性能をこれでもかと利用し「ユーキャンヒッミー(フッフッアアタランヨ)」という独自技を披露します。そのため歴代最速の異名をもつ恐ろしい存在です。
まとめ
恐ろしくもおもしろいドゥエリスト達、いかがでしたでしょうか?エミュレーターでのプレイという条件はあるものの、こういった形で最速クリアをしている人たちが世の中に存在します。
しかしエミュレーターを使用しているとはいえ、立ち寄る場所、あのスピードについていくための操作はプレイヤーが行っています。そう考えると真のドゥエリストはプレイヤーなのかもしれませんね。
去年発売されたBlood Stainedにももしかしたらドゥエリスト動画があるかもしれません。興味のある方はぜひ探してみてください。
それでは今回はこの辺で。
また次回!
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